詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
僕がどれだけ君のことを愛しているのかを
言葉にしても
きっと足りないくらい僕は
君を愛してるよ
嫌にノドが渇く夏の日は
心まで干からびて
イライラばかりが僕の元気を奪ってく
夏風邪に悩まされた
小さな頃を思い出していた
畳の上に寝ころんで
君の夢を見てた
風鈴がきれいな音をたてて
僕の心に夏をつれてくる
長く果てしない
夏の日々を僕は歩いてる
過ぎ行く風は生暖かく
遠く聞こえる
君の声
きっと幻
見上げた空の青さ
雲の白さ
今僕ははじめて
気づいたんだ
かえらぬあなたのいる場所に
気づいたんだ
振り返っても
そこにはただ
自分の影が
悲しくあるだけ。
[前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -