詩人:アハ☆ | [投票][編集] |
突然降り始めた雨に偶然同じ場所で雨宿り
見ず知らずの君と
傘も持たずに何か準備の悪さに
思わず笑っちゃったよね
降りしきる雨に視界はぼやけて
目の前にいる君だけ映る
降りしきる雨音に
目の前にいる君の声だけ聞こえる
そんな時間の中
二人にしか分からない日々重ね
一緒にいて微笑みが止まらなかったね
こんな幸せな日々いつまでも続くと思っていたのに
気まぐれな雲が私の上を通過していく
雨が上がり澄み渡り開けた景色に
君は何かひらめいたように一人走り出したね
話に花を咲かせられない
思い出達は枯れ始め
でも心の中の君は今も輝いてて
君といた時の雨は冷たさも感じなかった
けど今降り注ぐ雨はとても冷たいよ
もう一度会いたい冷えた心温めて欲しい
そうやってまだあの日の雨を待っている
あの時あのタイミングで
君と笑いあえてた雨がとても愛おしい
あの雨の日君と出会えた事に
大きな意味があるんだと今も信じている