詩人:激突 | [投票][編集] |
上品ぶったって
清楚としていたって
所詮
縄文時代には
トイレットペーパーも
割り箸もなく
色々
粗相してた奴らの
子孫にすぎないんだぜ?
いつか
あの子も
この美少女も
そっちの少女も
つらぬかれてしまうのに
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そうゆう意味で
女に興味はないけど
勿論
男にだってないんだけど
あるとしたら
それは正確に言えば
性別なんかじゃなくて
ただ一人にだけしか
向いていなくて
通じなくて
発せられなくて
一人は嫌でも
淋しくなる病気らしくて
だから
だから
おまえだけなんだょー
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もうこの辺で
死んでしまおうかなんて
毎日30回は考える
僕の数学では
人との差額が埋まらない
ヒトラーが死んだのは
きっと僕に
会いたくなかったからだ
大槻ケンヂが無視する
大槻ケンヂに無視され中
死にたいと思う事が
何よりも大切だよなんて
米米クラブじゃなし
ベジータが
マンガから抜け出して
来なかったのは
僕を恐れたからだろう
いろんな意味で
僕から逃げたんだ
いろんな意味で
僕の体自体が日本の国旗
ど真ん中が赤赤赤
って!?
撃ち殺されてるよ!
必死になって貯金して
念願のフェラーリ
買える頃にはもう中年
鏡にうつった老人
違うんだよ
若い俺の姿で
乗り回したかったんだ
畜生
こんな世の中の
思い通りにならぬ世の中
コンチクショウ
目の前を倖田來未の
パチモンみたいなのが
偉そうに歩いてら
息すうな
吐きもするな
こっちが
吐きたい気分だぜ
畜生!
ムッソリーニの野郎が
僕に会う前に
死にやがりやがった
畜生!
俺と戦え!
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死ねって
言われて1万回目
今日は記念日
ついてないがついてくる
石を蹴りながら帰った
その石は
石の世界のお姫様で
色んな国の
王子達から求婚されてる
超絶美少女で
俺と離れたくないから
溝に落ちないし
砂利に紛れないし
俺は俺のままで
君は君のままで
着の身着のままで
ずっと…
俺は俺のままで
君は君のままで
着の身着のままで
きっと…
死ねって言われてた
毎日悩まされてた
それは続き続け
果てしなく続き続け
「もう」
「ずっと」
「俺は」
「ひとりなんだよ」
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先生
僕は人に対する
執着がありません
だから
卒業すれば
それっきりですし
相手から連絡なければ
本当にどうでも
よくなってしまうんです
そんな僕ですから
友達なんて
一人もいない事は
さっき
すれ違ったお姉さんの
左乳首に誓ったっていい
客観的に見ると
孤独なのかもしれません
日々
会話どころか
声を発する機会すら
ない訳ですし
むしろ
凄まじく孤独の部類に
入るでしょう
だけど
自覚がないんです
今は現実感まで
ないかもしれません
僕は
どうしたというんですか
僕に
何が起こったんですか
誰が
いなくなったんですか?
なんで
いなくなったんですか?
そして先生
僕はどうなるんですか
教えて下さい
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マラソン選手が
42,195キロ走る
その途中の
水分補給の飲み物を
恵まれない子供たちに
やってくれねーか?
育ちが悪いから
わからない
頭が悪いから純粋だった
世の金持ち達は
何処で募金してんだろ?
街角でよく見る光景も
なんで高級ホテルや
レストランとかみたいな
裕福な人達が集まる
場所を狙わないんだろ?
いつも不思議を見つける
いつも不思議を見ていた
不思議の国の人
肥満税を導入してくれよ
横に拡がる余裕が
あるのなら
その分を餓死者に
分けてやってくれねーか
お菓子も食べられない
そんな境遇
貸しは菓子でも
僕たちになかったのは
デリカシー
いと可笑し
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人間は
生きる天才だ
甲冑なみの理屈や
宇宙服なみの道理で
完全武装して
それを言うなら
人間なんかに資格なんて
初めから
あるはずもないものを
自分勝手 自己中
そんな生き方
そんなチップを
一生涯
取り除く事ができない
都合よく解釈して
悟った気になって
いい気になって
生き抜いた方が本人には
幸せだと言える
ケッ!
人間上等だ
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汚くていい
裏切られていい
ひどい目に
睨まれたっていいよ
それに反比例して
君がやさしく笑って
いられるのならね
それを見て
僕も笑えるぜ
君の笑顔が満ちるまでに
僕はどれだけ
血を流せばいい?
生涯
君しか愛さない
一人だけと決めている
いちかばちか
0か100か
間に合わせるような
存在なんてない
最強か最弱か
最上級か最下位か
2,0か失明か
君か死か