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激突の部屋


[33] マイ妹9
詩人:激突 [投票][編集]


嫌ってくれ
もし
俺が死んでも
悲しくなんかないよ
泣かれるのが一番つらい

何処までも
堕ちていこう
毎日が死ぬ日となって
それで
一人だけなら何の問題も
障害もないのだが…

せっかく
お前が一生懸命
あたためてくれた手も
あたためて
くれようとしたこの心も
そうと察した俺は
涙がこぼれそうになるが
また
すぐ冷たくなって…

孤独な度合い分
強さに異常な関心を持ち

そうだ!
俺が死ぬ練習をしよう
実行するのは
お前が慣れてから
お前が笑ってから
せめて
お前が平静を
保てるようになってから




そんな日は…来ない…

(泣)

(嬉?)

そのリハーサルを
サボるお前

優しくても
ちっちゃかった手
俺を見る目に
露ほどの汚れもなかった
あどけない瞳
そこに映されるのが
俺なんかではダメなんだ

どうしても死にたくて
気が狂いそうな予感と
    VS
妹を置いてきぼりにして
色んな約束を破って
ずっと一緒にいると
遠い昔に俺は誓ったのに
泣くかもしれない
いや
必ず泣く妹がいる未来

お前のために死ねるなら
もう2度と
お前に会えなくてもいい
俺のすべては
お前に注ぎ込んでいいよ

嫌ってくれ

お前に嫌われて
俺の強さは完成する
もう
誰も必要じゃない

「必要じゃないんだ!」

「………」



2007/06/14 (Thu)

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