詩人:あいく | [投票][編集] |
雨ガッパよぉし
ゴム長靴よぉし
サングラスに
撥水剤よぉし
完全装備だ
どんな雨でも
かかってこいや
チャリンコ通勤
雨中のライディング
表に出たら
雨あがってた
畜生ぅ
恥ずかしいけど
そのままGOや
雨には打たれんけど
視線に打たれっぱなし
でもきっと
また雨も降り出す
雨雨来来
信じてGOGO
事務所ついてから
また雨降り出した。。。
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「あるところに
人に気を使ってばかりいる
猫がおりました。。。」
ちょいと待ちなぁ
そんな猫は猫じゃない
そんなお伽話に意味も無い
猫はツンツンしてこそ
猫ってもんさ
猫に無意味な無理は
要らない
決めつけるな?
その言葉はそっくり
お返しするよ
誰にも猫の気なんて
推し計れない
だってそれが
猫ってもんだろ。。。
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言葉を繋いだ紐の
アヤを巧みに
すくいあげ
只の言葉に
驚くほど多様な
形を与えてゆく
僕はそんな
アヤ取りが
苦手なようだ
君が築いた
形のアヤを
すくいあげれば
からませて
硬い結び目まで
つけてしまう
僕が築いた
形のアヤは
粗雑なもので
君はどうやって
すくいあげたものか
途方に暮れてしまう
君と上手に
アヤ取りしたいよ。。。
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火は野に放てば
暴れだすのだから
ランプの中に
閉じ込めておこう
火はランプの中に
あろうとも
その光と温かさを
伝えるのだから
オイラの
心のランプに
灯る火は
どこに行っただろう
火の始末は
自分できちんと
つけなくちゃ。。。
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悲しみも
迷いも
不安も
躊躇いも
それを無くすを
悟りと言うならば
生涯に悟る事
私はないだろう
それらもまた
私の生きること
いや、
だからこそ生きている
ワレサトルニアタワズ。。。
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冷たい風に
運ばれてくる
金木犀の香りに
「今年も私は
やってきたわ
貴方はどうしてる?」
訪ねられた気がした
「あい変らずだよ」
とは答えたくなかった
何も変わっていない
何の成長もしていない
自分が恥ずかしく思えた
否応無しに時の流れを
思い知らされる
金木犀の香りに
また今年も知らん振り
するしかなかった。。。