ホーム > 詩人の部屋 > あいくの部屋 > 投稿順表示

あいくの部屋  〜 投稿順表示 〜


[281] 意地がありやす
詩人:あいく [投票][編集]

拾ってきた

子犬を抱いて

ふくれ面

お母ん見上げて

仁王立ち

真一文字に

口結び

マナコに溜めた

その涙

決して落とすか

その意地が

子供のダダと

言うけれど

それでかまわぬ

その意地が

好きなんですよ

たまんなく

でもさあきっとね

最後はね

引っ込めてくれる

お母んのさ

引っ込めてくれた

その意地も

また格別に

好きで好きでさ。。。

2005/11/11 (Fri)

[282] べつ腹
詩人:あいく [投票][編集]

「甘いもんは
 べつ腹よ」

三十も越えると
べつ腹ってもんが
無くなるのか
おんなじ腹に
収まるもんだから
余分には喰えません

そう言えば
恋の甘さも
べつ腹でいけたのに
今じゃ人生問題に
収めちゃってるよ

「この人の事
 好きになっちゃて
 いいのかなぁ?」

なんてところから
考えちゃうなんて
まったく嫌な年頃に
なっちまったもんだよ。。。

2005/11/12 (Sat)

[283] 継続
詩人:あいく [投票][編集]

もおやめよう

と言うので

そうか

と答えた

それでも彼は

明日の朝に喰う

米を研ぎ始めた

やめる気なんて

無かった事は

はじめから

わかっていた。。。

2005/11/14 (Mon)

[284] フケ猫
詩人:あいく [投票][編集]

久しぶりに
実家に帰った
猫が寄って来るので
撫でてやると
毛の間から
白い粉が
あとからあとから
湧いて出てくる
おそらくはフケ

「お母ん!!
 ちゃんと猫の毛
 すいたれや」

「あんたがもっと
 マメに帰ってきて
 撫でたったらええねん」

ワシがつれて来た
猫ちやうやんけ
姉ちゃんの猫やないか
と言いたかったが
言ってもしょうがないので
とりあえず
白い粉が出なくなるまで
猫を撫でつづけた
十数年そこらしか
生きていない猫のくせ
私より年寄りなのだから
しょうがない
おかげで手は
猫臭くなった。。。

2005/11/15 (Tue)

[285] 威風
詩人:あいく [投票][編集]

木枯らしに

枯葉散りゆき

紅の

バラ一輪が

威風を吹かす

2005/11/16 (Wed)

[286] 慕情御礼2005
詩人:あいく [投票][編集]

さあぁきたっ!!
やってきた!!
待ってました解禁日!!
すまん!!
ほぼ去年と同じノリ!!
ノリノリ!!
しかも今年は前評判高いぉ!!
ノリノリ&イケイケ!!
あぅあぅ、、、仕事てにつかん!!
どぉふぅ!!
もふぉぉ!!
やっぱね
この期待感が最高なんよね!!
とりあえず詩人らしく
ここで一首

酒と人

若いなりでの

味がある

今年の葡萄

いかなる味や

ボジョレは若飲みワイン
言わば幼な妻。。。。
すまん、、、暴走半島薩摩半島
あぅ〜〜〜
はよ飲みて。。。。

2005/11/17 (Thu)

[287] 前世
詩人:あいく [投票][編集]

なんでこんなついてないんやろ?
なんでこんなにやなことばっかし?
オレきっと前世でなんかやらかしたんやな

ち・・・・ っ
がーーーーう!!

ちげぇーよ
このタコスケ!
転嫁すんなアホ

今起きてんだ
今動いてんだ

だから前世やなく
御前が生きて
受けとめろ。。。

2005/11/18 (Fri)

[288] Gentleman
詩人:あいく [投票][編集]

座右の銘は
「be Gentleman」
普通に訳せば
「紳士であれ」
でも私の訳は
「紳志」
常に心あっての
志あっての
SHINSHI
心ははずせない。。。

2005/11/22 (Tue)

[289] 諸行無常
詩人:あいく [投票][編集]

世は常に無常だ。。。

わけわからんよねぇ
普通そう思うやろ?
常ならぬが常やったさぁ
それが常ってもんでしょ
ばかされてるみたい?
じゃあツネってみぃや
正気にもどるかもよ?
おんなじとこグルグル
回ってたくないやろ。。。

2005/11/22 (Tue)

[290] 覚悟
詩人:あいく [投票][編集]

「若いってだけで
 なんでもできて
 ええよなぁ」

一人でTV見てて
知らず呟いていた
ふと思い出した
それはむかし
私が嫌いだった
年寄りの戯言の
一つだったと
言葉を一度
口にしてしまえば
もう口には戻らない
そろそろ覚悟が
必要な頃か。。。

2005/11/23 (Wed)
1415件中 (281-290) [ << 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >> ... 142
- 詩人の部屋 -