詩人:あいく | [投票][編集] |
甲「0か1どちらですか?」
乙「ん〜、1よかちょい小さい」
甲「0か1かで答えてください」
乙「ん〜、0やないねんけどぉ」
甲「では1ですね」
乙「でも1まではいかへんねん」
甲「では小数第二位までで答えてください」
乙「ん〜、0.78よかちょっと大きい、、かな?」
甲「0.79と言うことですか?」
乙「ちゃうねん、0.79やと大きいねん」
甲「はっきりしてください」
乙「いや、ほやから0.78よりちょい上」
甲「。。。では小数第三位までで言うと?」
乙「0.783、、とあと気持ちぷらす程度」
甲「。。。その『気持ち』というのは、0ですか?1ですか?」
乙「0とはちゃうねん」
甲「じゃぁ1なのですね」
乙「ちゃうねん、『気持ち』は『気持ち』やねん」
甲「。。。」
乙「うほwそれ『。。。』って『気持ち』ちゃうんw」
甲「。。。。」
出演:甲 第六世代(ぐらいw)こんぷーた
乙 あほ(実はあいく、かも知れなかったのはおとついの明後日)♪
。。。
詩人:あいく | [投票][編集] |
枯れ落ち葉
踏めば聞こえる
シャンゼリゼ
市役所横の駅に伸びる
遊歩道に立ち並ぶのは
落葉樹ばかりで
木枯らし舞う季節に
道は落ち葉の絨毯で
敷き詰められます
年老いた日雇いの
清掃員はせっせと
いつ終わるとも無い
落ち葉集めに余念がありません
駅前のケンタのカーネル君が
赤い服をまとうようになりました
なんだか街はそわそわ
しているんだけれども
私は乾いた落ち葉を踏みしめて
歩く音に耳を澄ませてみます
パリ パリ パリ パリ
足音は心地良く響き
この街の喧騒はどこへやら
私はまだ見知らぬ街を
歩きゆく事が出来るのです
じゅてーむ じゅてーむ。。。
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仲冬や
萎れ晒して
垂れ下がる
首は向日葵
介錯を待つ
ただ枯れ朽ち
夏から長らく
始末を忘れて
いるだけであろう
向日葵が
寒空の元で
深く首を垂れ
重たげな頭を
ぶら下げている
だけなのだが
夏を盛りに
華やぐ向日葵が
この初冬のなか
晒す姿は
時勢を知らず
戦に敗れ
ただ介錯を待つ
武士(モノノフ)を
思わせるのは
私の幼い感傷であろう。。。
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嗚呼しょうがないよ
仕事の間中ずっと
早く休みならないか
なんて思ってるくせに
休みになればなったで
こんなことだったら
仕事でもしてたほうが
ずっとましじゃないか
なんてゴロゴロして
それでも繰り返すこと
止められないんだから
ひきこもる事もならなくて
どうにか自分を守れるだけの
重たい鎧をつけては
ヨロヨロ家を出て
右に左に歩いて行って
疲れたなんてゴチながら
酒を飲んではこんな風に
ぼやいているだけなんだ
けどよぉけどよぉ
そうでもしなけりゃ
生きてけ無いんだよ
でもよぉでもよぉ
明日があるって思って
それでも眠ればなんとか
やってけるんだよぉ
やってくしかないんだよ。。。
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わっしわしっわ
しゃぱぱぱしゃぱぱ
がっがぐわぁわ
はおとみずおと
きたからきたよ
今年もきたか
当たり前のように
繰り返し見てきた
だのにやっぱり
ああ来のか
と思うのは
奴らの事が
好きだから
なのだろうな
奴らの出す音が
好きなのだ
羽ばたく翼が
擦れる音
空気をはらむ音
たてる水音
そして鳴き声
寂寞とした
冬の水庭に
目を閉じ
耳を澄ませば
生けとしものの
音をきく
奴らの奏でる
リズムがそんなものを
思わせるのだろうか
とりあえず
長旅お疲れさん
羽根を休めて
ゆっくりしておいで。。。
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師走れば
逸る夕日か
観覧車
季冬ともなれば
何かにつけ
気はせくものよ
仕事もあわただしく
何かし忘れはないか
そんな思いに囚われ
落ち着きも無い
ふと6F事務所の
窓からのぞむ
暮色に染まる街並みに
心奪われる
窓を開け放てば
12月の冷たい風は
慌しさに上気した頬を
さっと冷ましてゆく
赤すぎる夕日と
遠く逆光に影を見せる
ひらぱーの観覧車
急き落ちゆく夕日とは
あまりに対照的に
ゆるり ゆるり
回転する観覧車
ふむ そうか
このかけ離れた
二つのものは
私の中にもあるのだ
今すこしの時は
観覧車でゆこうか。。。
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「決して誰にも
言うでないぞ」
ただ一つの約束
でも
もう一度
君に逢いたいよ
だから
僕は禁を破り
「僕は雪おn/nAをみts!fakeg^*g&z・・・・
ヒュ~
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青空の
月にマフラーを
かけたいよ
日々日々
一歩遠ざかる夏
日々日々
一歩近づく夏
遠ざかりつつ
尚近づきゆく
季節の輪の中
寒さ深まりゆく
夕にはまだ早い
時の頃合
マフラーに
首を縮めて
家路を目指す
ふと見上げると
東の空には
この時間には
不似合いなほど
くっきりとした
輪郭を見せる
月が浮かんでいて
空は雲一つなく
なのにどこか
冬色めいて月を強く
浮かばせています
やぁそこも随分
寒そうですね
心の内に声掛けて
月に縮める首は
在りはしないけど
私のマフラーを
かけてやりたい
しかし私では
余りに小さい
私のマフラーでは
余りに小さい
それではご機嫌よう
私は再び家路を
急ぐけれども
月は南の空を
目指しながら
夜を待つのでしょう。。。
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品定め
大根よりも
葉を比べ
大根葉は
なかなかどうして
美味いのである
スーパーでは
葉付きの大根は
なかなか拝めぬが
時折みかけると
ついつい
大根本体よりも
葉のきれいで
多いものを
よってしまう
大根など今では
年がら年中並んで
いるのだけれども
これも冬の野菜
ふと思い出して
季節の味わいに。。。