詩人:あいく | [投票][編集] |
部長帰社
打電に慌て
パイの実の
詰め込む口ぞ
栗鼠に勝れし
「ロッテ!パイ揉み!!」W
W
W
引き気味のOL達との
和やかな談笑も
一通のメールで一転
上司の帰社報告は
最寄りの駅から徒歩五分
場を天国から地獄へ
「なんでそんな際なってから
メールすんねん!」
「そら部長のいけずやろ」
「それよかお菓子っ!」
「か、かくせ!!」
「どこに!?」
「口の中!!」
「皆詰め込め!」
「ほやからパーティ開け
止めとこ言うたやん!」
「言うてもしゃあない」
「ごっゴミほかした?」
「ポテチ!はよ食え!」
「パイもみ残っとるがな!」
「パイモミちやぅ〜(泣笑)」
阿鼻叫喚。。。
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丘に上がった舟は
沈みはしないだろう
でも浮かびもしない
コロンブスって
不確かな地球の
丸さを根拠にな
インドを目指て
舟を西へ西へ
地球の大きさかて
知らんでやで
失念ちゃうけど
ただ野心やん
正味アホやね
でもそれがええねん
丘で浮かばん舟
乗るくらいやったら
「西を目指せ」
ワタイにでけるかは
わからへんけどね。。。
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どれだけ体あわせて
君をこの腕に
抱いたとしても
本当に君の心まで
この私の腕の中に
抱けているのか
やっぱりわからない
体はその証なのか
信じないわけじゃない
ただ不安が拭い切れない
もしかしたら君も
同じなのかも知れない
でも君は私では無いし
私も君では無いのです
人と人がわかりあえるのは
わかりあいたいと
思って尚そのほんの一部分
僅かな証を頼りに
手探りするものでしょう
だから信じるを望んでは
おっかなびっくり
でもこれ以上は強く
君を抱きしめる事が
出来ないのです
君が君の意思で
君のか弱い力でも
君を抱く私の腕を
振りほどける様に。。。
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水仙や
朝霧ふかく
紛れたる
や、今朝は
凄い朝霧でね
河原走ってたら
川向こうさえも
見えないのね
確かあの辺りに
水仙咲いてたっけ
ははっ
霧が濃過ぎて
わかんねえや
まぁべつに水仙て
好む程の花でも
無いんだけどね
なんつぅか
軟弱?って感じ
ナルシーは御免だね
まぁ先入観やけどね。。。
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ふむ
君はなにかね
あれだ
えー
何といったかな
そう
あれだ
バッファローマン
君は
バッファローマン
なのかね
ん
ああ
まぁそれはいい
もういいんだ
沢山ある事は
わかったよ
しかし
なんだね君
と言う事は
つまるところ
みんな
バッファローマン
になるわけだ
うーん
そうか
なるほどね
うん
そうかそうか。。。
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街角で
花を売るは
貧しき娘
街角で
花を求むるは
富める男
かつて花を
追いやった
大きな街で
かつて街を
追いやられた
小さな花は
わずかなダイム
とひきかえに
貧しき娘は
ダイム尽れば
また花を売り
富める男は
飾る花枯れれば
また花を求むる
蒸気たちこめる
大きな街の
街角で繰り返す
小さな出来事が
根の無い花を
また街へ引き戻す
いさ花の心知らず
貧しき娘も
富める男も
問う事も無い
ただそれが
街に咲く花。。。
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はばかりて
エロ本コーナーで
みぎひだり
純情なのさ
笑わないでよ
まぁ断わるまでも
無いのでしょうが
遥か大昔の
思春期の頃の話し
無論今なら堂douto///
い、、いえ何でも
ありませんよ
男の行動原理の
九十パーセントは
女だからしゃーないね
いやさいやさ
男ってやつぁ
いくつになっても
純情なもんさね。。。