詩人:あいく | [投票][編集] |
背伸びじゃないよ
ただ高いところに行きたいだけなんだよ
迷ってなんかないよ
今選んでる最中なんだよ
無いものねだりなんてしないよ
無いから僕が創ろうと思ってるんだよ
子供じゃないよ
いつかは子供じゃなくなるんだよ
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ぬるま湯で入れた珈琲は
溶けなかった砂糖の甘さが
後になるほど嫌味になる
いつもぬるま湯で過ごしてきた
私の甘さもそろそろ
嫌味になってきたのだろうか。。。
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時間が無いと言えば
そうなんだし
だからと言って逃げてるのも
確かだし
したいと思っていても
するのが怖くて
やってもいないんだから
何が怖いのかもわからなくって
こんな事じゃいけないとは思っていても
それがまるで他人事の様に思えて
前に進まなければと足を動かすけど
実は同じ所を回りつづけるだけで
いっそ止まってしまえと思えば
時間は止まる事が無い事に気付く
時間が止まらない限りは
私も止まるわけにはゆかない。。。
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若い頃は
電車なんかで隣の空いてる席に
イカシタお姉ちゃんとかが座ると
ひょっとしたらこの人が運命の人ちゃうやろか?
って、ただ気が多いだけで
何回も同じこと思って
男は全くアホな生き物です
今でもあい変らずアホは同じです
坂田師匠はアホを芸にまでたかめましたが
アホも通り越してしまえば世界が変わるかも
いや、むしろアホが世界を創って来たのかも。。。
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昔から
ずっと言ってみたい言葉がある
ポイ捨てする人に向かって
「落としましたよ」
何の作為も邪推も無しに
しれっと言ってみたい
ポイ捨てを見る度に
今度は言ってやろうと思う
今度って、いつの今度だろう
ポイ捨てを見過ごす度に
私は私に言われている
「落としましたよ」と
私は何かを落としてしまっている
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親父に、「お前、らしくないな」と言われた
親父の中に住んでいる私はどんな私だったのだろう?
自分を勝手に決められている事にいささか腹が立つ
私自信にもわかりかねる私らしさ
決められたくは無くても、私を知る全ての人が持つ、私のらしさ
いったいどれだけの私がいるのだろう
らしく生きるよりも、らしくなく生きたいと思うのは
ひねくれ者の私らしい。。。?
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坂本さん
貴方に憧れる人が沢山います
貴方の様になりたいと思う人も沢山います
貴方が今の時代にこそいて欲しいと感じる人も沢山います
坂本さん
私は貴方に会ってみたいです
私は貴方と友達になりたいです
私は貴方と同じ時代に生きて見たいです
河原町の道端でばったり出くわして
「やあ、君か!久しぶりじゃ!こんなところで何しちょるが?」
「坂本先生!お久しぶりです。ちょっと用事で。。。」
「いかん、見廻りじゃ!君、逃げよう」
「はい!先生」
そして走りだす。。
坂本さん
貴方と一緒に時代を駆けてゆきたいです
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簡単に
たくさん掴める人もおる
精一杯して
一個掴むのがやっとの人もおる
そやけど
いっこも掴まれん人はおらんはず
そやのに
いっこも掴まれん思うて
掴もうともせん人もおる
とりあえず
掴める掴まれん考えるまえに
掴んでみよ
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恋の終わりは
ホッチキスの空うちのよう
使おうとして
カチリと音はするけど
無くなっている事に気付く
跡は残るけど
つながらなかった紙が寂しい
ホッチキスは芯を詰めれば又使えます
恋の芯は詰め替えられますか?