もし盾になる事が
かなわないならば
マンホールの蓋にでも
なる事にするさね
さすれば見も知らぬ
有象無象の人の群れに
足蹴にされてなお
その有象無象が
下水道に陥らぬよう
護ってやるのだから
盾とさして
変わらぬ働きぶりが
出来るだろから。。。

燃えよ剣

春雨に傘

構えたり

おまいらわ
すぐ
油断する
簡単に
油断する
おりからすれば
はっきしいって
馬鹿だ
だから誰かが
決まりを
つくってくれる
おりわ面倒くさがりだから
そんな決まりなんて
いちいち作ってやんね
でも誰かが作った
そんな決まりを
おまいさん達わ
きゅーくつだと
思いやがるんだろう
決まりをつくった
そんな誰かを
疎ましく
思ったり
するんだろう
でもな
そんなだりかわ
おまいさんの
そんな油断を
おみとーしだ
やだなって
疎まれる事も
已む無しだ
だってな
だって
おまいさんを
危ない目に
ぜったい
あわせたくないんだ
取り返しのつかない
そんな事が沢山
ある事を知ってるんだ
だから
おまいが
おまい自信が
ちゃんと自分の
責任を
色んな責任の
在処を
理解出来るように
なったら
そゆことが
ほんとに解る
真贋を見定めるにわ
おまいさんでわ
まだまだ
経験が不足してる
ちゅーことだ。。。

ランドセル

薫るわ菜花

ばかりなり



ランドセル

薫る菜花の

背丈なり



ランドセル

二つ三つゆく

菜花揺る



ランドセル

駆けて菜花の

丘越えて



ランドセル

菜花の道の

その向こう

自分以外のものにわなれない
自分以外のものになる事わない
自分のままでいていいんだ

言い訳ぢゃなければね

自分に言い訳しても
しょうがあんめ

もう一度言う

言い訳ぢゃなければね。。。

オセロゲームです
思想の陣取り合戦
犬が西向きゃ尾わ東
月わ東に日わ西に
征伐なのか征服なのか
傷つけあう事も已む無し
全てが悠久の時の中で
過程として過去に送られ
暦に記す記録と変わる
それでも人わ忘れない
愛憎無くして語られない
心がなかったなんて
そんな事わ一つだって
有りわしないのだよ。。。

誰にも追いつけないところで
たった一人突き進むものか
誰にも追いつけないでいて
たった一人彷徨い行くのか
どちらとも定かならず
ときに孤独を思う様わ
さながら視界に頼れない
深海魚のようでもある
もしそんな光届かぬ
果てし無く深く暗い
奈落の海の底で
同胞に巡りおうたなら
どの様に思い感じるか
なんの事わない
巡りおうた同胞も私と同じに
生きてきたのである
孤独であり孤独ならざるを
自らに確認できたならば
やぁと目配せをして
互いの姿わまた
深き海の闇に消えゆくだろう。。。

二の腕の

花見わ盛り

過ぎた頃

私わ日々私に問う
自信が無いというのわ
努力する気が無い
という事でわないのかと
そんな事をせざるの理由に
してしまうのかと。。。

彼女わいつも
私を見つけると
背後に忍より
尻を激しく蹴り上げ
罵詈雑言を浴びせて
去っていくのだ

きっとあれだな
彼女わ好きな人に
決して好きと言う事が
出来ない呪いを
鉤鼻の魔女にでも
かけられているのだろう。。。