詩人:あいく | [投票][編集] |
まっくろだと
なんにもないみたい
でもそのなかに
はいってみれば
わかるかも
しれないねぇ
なにかあるかも
しれないねぇ
しんくろするなにかがさ。。。
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右手にコンビニ袋
三品も買えば
袋いりませんとは
さすがに言えない
袋をぷらぷさせて
ぷらぷら歩く
誰もいない
中学校のグラウンド
フェンス越しに
見るようで見ないようで
ヘッドホンステレオから
陽気なメロディー
痩せこけた老人と
一人すれちがうだけ
そのあとは
誰もいない道
陽射しはちりちりと
暖かさをふくみはじめ
日の当たる肌が
ちりちりしていたのか
それとも気持ちが
ちりちりしていたのか
さだかではなかったけど。。。
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つつのなかに
あつがみがいちまい
でもねでも
みえないなにかがね
つつのふた
ぽんっとあける
おとみたいにね
はじけてとびだすのさ
すぎたひびは
うしなわれるひびでは
ないのさ。。。
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キレンジャーと
よばれぬために
カレー好きを
ひたかくした
そんなわたしには
なるほどと
かくれキリシタンの
きもちわからなくも無い
むにのともには
うちあけていた
なぜならかれも
カレー好きだったから
カレー好きのことは
二人の秘密だった
あるひきゅーに
クラスメートたちが
わたしをみては
キレンジャーと
呼びはじめた
むにのともを
あおぎみると
うつむいていて
こちらに目をあわせない
まぁいいさ
キレンジャーでも。。。