| 詩人：あいく | ［投票］［編集］ |
あの子は
とても強い子
いつもでも
とても大きな
バケツを持って
歩いてたんだ
どんな時だって
そのバケツの
中身を溢すことは
なかった
転んだ時もあった
それでも決して
溢さなかった
そうやって
ずっとずっと
歩いていたんだ
でもある日
その大きな
バケツから一滴
ほんの一滴だけど
流れ落ちた
いつの間にか
その大きな
バケツでさえ
いっぱいになってた
そうして溢れ出した
わずかな一滴
その一滴を溢した後
あの子は照れたように
苦笑いをした
あの子は
ほんとに強い子
私は溢した一滴よりも
バケツに残った方を
見てあげたい。。。
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家の中に居るのに
雨が降って来た事に
気づくじゃないか
遠い幽かな雨音だけど
そうだって気づく
窓に駆け寄って
やっぱりそうだって
確かめたりする
それと同じで
私は貴方の
心に降る雨に
きっと気付くんだよ
でもこっちの雨は
確かめようと
窓に駆け寄っても
開け放つ事も
見透かす事も
とても難しい事
けれどきっと
遠い雨音が
耳に届く様に
貴方の心に降る雨は
私に幽かな雨音を
伝えているから。。。
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春の夜空は
水性絵の具で
描かれていたのか
滲んだ月は
ゆらゆらと
形を変える
そんなものだから
空ばかりも
見ていられないと
地面に目を
おとして見れば
私の足元だけに
雨が降っていた
ようだった。。。
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冬の出口を
抜けた所で
日差しを
見つけた
ちりちりと
産毛をなでる
そんなふうな
まるで柔らかで
温かなな手に
なでられるような
そんな気がした
懐かしい
古い記憶が
ふと目を覚ます
ああ私は
何処かへ
帰りたいのだ
何処かへなんて
なんだかわからない
そんな場所なのに
その何処かへ
帰りたいなんて
不思議な
感覚なんだけど
それでも私は
この暖かさの
おかげでしょうか
クツクツと
その不思議な
感覚を笑って
いたのです。。。
| 詩人：あいく | ［投票］［編集］ |
昔私が
まだ若かった頃
まだ見ぬ
開拓地を求め
旅して歩き
メキシコの
片田舎を
訪れた時の
話だ
寂れた酒場の
片隅で
インディアンポーカーに
興じていた
二人の老人に
たずねてみた
「フロンティアは
どこにありますか？」
一人の老人は
「ここだ」
と答え
もう一人の老人は
「ずっと遠くだ」
と答えた。。。
| 詩人：あいく | ［投票］［編集］ |
うちの町内
普通ゴミが
火金なわけ
でも一人暮らし
なわけやし
たいしてゴミ
ださへんし
火曜しかゴミ
出さへんねんな
でな今日さぁ
明日ゴミ出そ思て
ゴミ集めたわけやん
そしたらな
ゴミ箱ぜんぜん
ティッシュの屑も
へんにゃ匂いもないやん
いや いや いや
風邪ひいたとか
ひいてないとか
そんな話ちゃうくて
遠回し言うても
しゃあないわな
まぁ真面目な話やさかい
ぶっちゃけ言うたら
一週間まるまる
オナニーしてないって
そう言うことやん
まぁ十代のガキと
ちゃうし今更
するのしないので
恥ずかしがる事も
ないねんけどな
あとカッコつけで
言うわけやないけど
お店ではせん主義やし
まぁただの守銭奴な
だけやねんけどな
ちょっと話それたな
話もどすけどな
一週間まるまる
そんな気にならんかった
ってそう言うことやん
その辺の感覚ってやっぱ
女の子は解らんやろけど
普通の男やったら
ちょっとなぁって
思うんちゃうやろか
でな そんでな
別にそんなん
何の根拠もないんやけど
漠然とこう妙に
違和感あるんやん
なんかヤバいんかなぁ
とか思わへん？。。。
| 詩人：あいく | ［投票］［編集］ |
暇あれば
管(クダ)ばかり巻く
冬篭り
花見ゆ熊輪（クマワ）
錆び落とすラム
【解説】
たぶんコレ解説せんと
むりだろやっぱってことで
暇あればと言うか暇じゃなくても
寒さにかまけてヒッキーして
【管】＝【チューブ】＝【Youtube】
まぁネットでつまらん動画ばかり
再生してた冬もそろそろ終わりか
目に見えて花の色も彩たれば
【熊輪】、、これは難しいぞ
先ずは分解
【熊】＝【ベア】
【輪】＝【リング】
そして再び融合！！
【ベア】+【リング】＝【ベアリング】※１
と長くなりましたが
随分春めいてお外も日向よろしく
ベアリングの錆びでも
落としに行こうかなぁ
なぁ？最後のラムは
推量でもいいのだが
寧ろラムちゃんに
一緒にスケート滑ろうぜ
みたな、、、
えーと、、、
私何か言いましたか？。。。
※１解説しよう！！（タイムボカン調)、、はいんだけど、そもそも解説に解説つけてどうする まぁおいといて【ベアリング】一般に工業部品として使われるものだが、ココで言うものはインラインローラースケート（ローラーブレードと言う人もいるよ♪）の車輪の中心となる言わば心臓的最重要パーツだ！！しかしそんな重要パーツ錆びさすくらいにほっといてどおするよ、、ってことで明日は転がして錆び落とせ！！いかがなものか
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コピコピ コピコピ♪
メッパペラリニョ～ん♪
コピコピ コピコピ♪
メッパペラリニョ～ん♪
食パン咥えて～♪
遅刻だぁ～とさぁけびぃ～♪
通学路ぉ～おを～
全力疾走ぉ～♪
コピコピ コピコピ♪
メッパペラリニョ～ん♪
差し掛かっあぁったぁ～♪
交差ぁ～点～飛び出す影～♪
あわや衝突かぁ～とぉ～
思いきぃ～やぁ～♪
コピコピ コピコピ♪
メッパペラリニョ～ん♪
尻餅つぅいたぁ～♪
僕ぅ～を飛び越え～♪
ツインティ～ルゥのぉ～
女のぉ子～♪
コピコピ コピコピ♪
メッパペラリニョ～ん♪
「危ないじゃない！！
ちゃんと前見て
走りなさいよ！！」
コピコピ コピコピ♪
メッパペラリニョ～ん♪
罵声を浴びせて～♪
走りぃ～去あぁってくぅ～♪
僕は呆気ぇ～にぃ～
取られていたぁ～♪
コピコピ コピコピ♪
メッパペラリニョ～ん♪
だけどぉ僕はぁ～♪
しかりぃ～見ていたぁ～♪
飛び越える時の～
パンチラクマさ～ん～♪
コピコピ コピコピ♪
メッパペラリニョ～ん♪
コピコピ コピコピ♪
メッパペラリニョ～ん♪
つづく、、、かどうかわからん。。。