詩人:あいく | [投票][編集] |
T市まで帰るだけ
上新庄で降りる理由
なんもありゃせん
といめんの
かーいいあの子
降りたからなんて
わけでもありゃせん
ただただ月がね
鮮明でさ
うっとりするさ
誘われたちゅうか
魔がさしたちゅうか
如月の夜風の
あまりの冷たさに
耐えらんから
次の電車で
ほなさいなら。。。
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筆不精デアル
メールデナクテ
レターデアル
悪筆デアルシ
ナニヨリモ
文才ニ乏シヒ
思ヒハ人並ミ
湧クヤウデモ
言葉ノ紡ギハ
ママナラヌ
イヤイヤイヤ
伝ヘタイノハ
タダノ一言
ソノハズノ
憚ラセルモノ
ソノ正体ハ
霞ミノ如ク
便箋ヲ前ニシテ
唸リヲレバ
筆先ノ乾ク間モ
瞬キニ等シク
ヤハリ今宵モ
文箱ヲトジ
タメ息マジリニ
眠リヲルカ。。。
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彼の小さい
無垢な手で
温められてる
血の無い
卵の現実は
変わりはせえへん
いつか
割ってまう
いずれ
腐らせてまう
決して孵らん
現実にあたって
その時はきっと
べそかいてるやろ
しょげてるやろ
ほな
哀しませる
くらいやったら
最初に教えて
あげれば
ええやんか
でもちゃうねん
孵らん卵から
孵ったもんが
なんかあるねん
いつかそれに
気付きよるねん
ただ今とちゃうだけ
それまでは
まぁべそかかれても
見守っといたるねん。。。
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はばかりて
エロ本コーナーで
みぎひだり
純情なのさ
笑わないでよ
まぁ断わるまでも
無いのでしょうが
遥か大昔の
思春期の頃の話し
無論今なら堂douto///
い、、いえ何でも
ありませんよ
男の行動原理の
九十パーセントは
女だからしゃーないね
いやさいやさ
男ってやつぁ
いくつになっても
純情なもんさね。。。
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街角で
花を売るは
貧しき娘
街角で
花を求むるは
富める男
かつて花を
追いやった
大きな街で
かつて街を
追いやられた
小さな花は
わずかなダイム
とひきかえに
貧しき娘は
ダイム尽れば
また花を売り
富める男は
飾る花枯れれば
また花を求むる
蒸気たちこめる
大きな街の
街角で繰り返す
小さな出来事が
根の無い花を
また街へ引き戻す
いさ花の心知らず
貧しき娘も
富める男も
問う事も無い
ただそれが
街に咲く花。。。
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ふむ
君はなにかね
あれだ
えー
何といったかな
そう
あれだ
バッファローマン
君は
バッファローマン
なのかね
ん
ああ
まぁそれはいい
もういいんだ
沢山ある事は
わかったよ
しかし
なんだね君
と言う事は
つまるところ
みんな
バッファローマン
になるわけだ
うーん
そうか
なるほどね
うん
そうかそうか。。。