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あいくの部屋  〜 新着順表示 〜


[445] 坂本さんへ 弐
詩人:あいく [投票][編集]

坂本さん
やっぱり私は
迷っています
一人で歩けると
意地を張ってみても
やっぱり私は
迷っているようです
私は坂本さんに
道をたずねて
みたかったです
正解や答えを
望むわけでは
無いのです
ただ坂本さんに
道をたずねる
それだけで
良いのです
カラカラと
爽と乾いた
笑い声でも
返して頂ければ
私はまた新たに
意地を拠所に
歩けるように
思うのです
この迷走する時代に
坂本さんがいれば
そんな物思いすら
覚えるのは
坂本さんに依存した
心の弱さだ
自らを戒めても
拭い切れない
心の弱さだと
坂本さんが
世を去ったこの日を
ふと思い出し
往古の街並みに
心をおきやられ
道に迷うたような
そんな錯覚を
覚えたのです
もはや叶わぬと
知りながらも
坂本さんに
道をたずねて
みたいのです。。。

2006/11/15 (Wed)

[444] 外様
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ああ
やはり
外様なのだ
それでも
高笑い
いつまで
つづくか
つづけてやるさ
外様魂。。。

2006/11/14 (Tue)

[443] ビラ配り
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どっかの
カラオケ屋の
ビラ配ってる
バイトの
ねえちゃん
私の視界に
入ってから
連続十数人
シカトされてる
そして私の前に
差し出されたビラ
取るか取らんか
取っちゃう
ビラなんて
即ゴミに
成るだけやのに
まったくもって
意味の無い
憐憫の情に
ほだされる
やってみん限り
他人の仕事の
大変さなんて
わからへんから
あんま言えんけど
私がビラを
取る取らずに
関わらず
それが彼女の
仕事なのだから
私の憐れみは
一寸の理もない
世の厳しい事は
知っとるつもり
やねんけども
ただ私のつまらん
弱さなんやなぁ。。。

2006/11/13 (Mon)

[442] 追走
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夢を
追っているのかい?

夢に
追われているのかい?

どちらでもいいさ

ただ
走りつづけられるなら。。。

2006/11/12 (Sun)

[441] 
詩人:あいく [投票][編集]

夜は特別である
誰しも己の夜を
侵されたくはない
故に私の夜に
招き入れる
事の出来る人は
特別である
あるいは
彼の人の夜に
招かれる私も
また特別である
夜を一つに
する者達は
やがて家族を
成すこともある
故に家族とは
何もににも代え難き
特別である。。。

2006/11/10 (Fri)

[440] 慣れ
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今日はね
ご飯一膳
インスタント味噌汁一杯
納豆一つ
そんだけ
あっ
でも
納豆は
玉子一個
入れて
ちと贅沢
美味しい晩飯

慣れって素晴らしい。。。

2006/11/10 (Fri)

[439] 屋根
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少し
屋根を
貸して
下さらぬか
拙者
まだ
屋根を
持たぬ身
なれば。。。

2006/11/08 (Wed)

[438] 帰還
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とぼとぼと

夜道をゆく

ふと見上げて

思うんは

月に

帰りたい

なんでやろ

行った事は

ないねんけどね。。。

2006/11/06 (Mon)

[437] 
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寂しく無い
寂しく無い
寂しく無い

寂しく無いのなら
自分に言い聞かせる
必要も無いだろう

ただ認めたく
無いだけなのか。。。

2006/11/05 (Sun)

[436] ろんぐぐっばい
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さよならを
いって
みおくった
はずなのに
おなじ
エレベーター。。。

2006/11/05 (Sun)
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