黄昏に鼬の啼くを耳に覚え南の三里柊の影わ桜の枝を覆い尽くす金星の輝地平の境に烏わ眠る母の唄に目を覚ませば天地を返し不実も真と相成りぬ籠より出でよ此処より去るな容を止めず激動に委ねん嗚呼唱和せよ夢想に在らず。。。
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