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あいくの部屋


[1398] Fear -恐怖-
詩人:あいく [投票][得票][編集]

のどに痰が絡んでるなぁと
思っているときに
ふいに何の前触れもなく
半ば咳込まじりの
大きなクシャミをしてしまい
口を手で覆う間もない
そんな時ふと
のどに絡んでいた痰の感覚が
きれいさっぱり消えている
いや寧ろ飛び出したという
感覚すらあるのだから
、、、しまった!?
と思いくしゃみを発した?方に
目を彷徨わせる、、、が
なぜか飛び出していったであろう
痰の姿がまったく見当たらない
いや確かにくしゃみと一緒に
口外に飛び出しているはずである
がしかし見当たらない
捜索範囲を可能な限り広げてみるが
やはり見当たらない、、、
なぜだろう?次元の狭間にでも
吸い込まれてしまったのだろうか
と真剣に考えたりもする
、、、妄想乙
と自嘲したいとこでわあるけれど
飛び出したはず?の痰が
発見できないという
前後ともに意味をともなった
恐怖が発生するのである
これわチョコレート菓子を
食している時に不覚にも
チョコレートの欠片などを
落としてしまうが
それを発見出来ない時のようでも
ありますが微妙にベクトルが違う
チョコレートならば
後で多少面倒なことになるかもしれない
という程度のことであろう
さぁそろそろ寝ようかと
思った瞬間にGを見かけてしまい
なおかつ始末しそこね見失ってしまう
これわこれでかなりの
恐怖でわあるけれど
やはり微妙に違うのである
くしゃみ発射の痰が見つからない恐怖わ
やはりなにか格別なものがある
、、、と思う。。。

2018/03/23 (Fri)

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