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あいくの部屋
[222]
晩夏の月
詩人:
あいく
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晩夏の月
思いがけず煌煌として
我を照らす
涼々たる夜風は
いまだ薄着たる
我の肌を冷まし
何処へとも知れぬ帰路
我一人
己が影を追い歩む
静寂の夜路に
ただ我の靴音のみ木霊す
2005/08/22 (Mon)
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