詩人:あいく | [投票][編集] |
あまりにも
天気の良い夜
満月の夜
月が綺麗に
見えすぎて
月が丸でなく
球に見えて
本当に丸じゃなく
球に見えるのだ
空にあいた
穴でもなければ
空に描いた
絵でもない
そこにアル
球なのだ
宇宙の只中に
浮かんでいる
強烈な存在感
なのに危う気で
あの球は
どうしてあそこに
浮かんでいるのだろう
そう言えば
僕もそれと似た
球の上に
立っているのだ
宇宙の只中に
浮かんで漂っている
こんなにも不安な
球なのに
なぜか安心する
球なのだ
僕もその球と
一緒に宇宙の
只中に浮かんで
いるのだな
落ち着かないけど
悪い気もしない
ヘンテコな気分
特にもう
言葉も無いので
最後に
きゅー。。。