ホーム > 詩人の部屋 > あいくの部屋 > 自不見上者知不能

あいくの部屋


[463] 自不見上者知不能
詩人:あいく [投票][得票][編集]

夜空に

星の瞬きは

知りつつも

また見上げては

星を探して


夜空に星の瞬く事は
わかり過ぎている
今更何を確かめようと
私は夜空を見上げるのか
でも本当は確かめて
いるんじゃ無くて
探しているのだろう
星の存する事を知る
それだけでは決して
夜空を知悉するには
至らないのだから
探して見つかるのは
また新たな探し物
夜空の星の深遠に
引き込まれるのだ
知っているだけでは
わからないから
見上げなければ
わからないから。。。

2006/12/09 (Sat)

前頁] [あいくの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -