詩人:あいく | [投票][編集] |
どれだけ体あわせて
君をこの腕に
抱いたとしても
本当に君の心まで
この私の腕の中に
抱けているのか
やっぱりわからない
体はその証なのか
信じないわけじゃない
ただ不安が拭い切れない
もしかしたら君も
同じなのかも知れない
でも君は私では無いし
私も君では無いのです
人と人がわかりあえるのは
わかりあいたいと
思って尚そのほんの一部分
僅かな証を頼りに
手探りするものでしょう
だから信じるを望んでは
おっかなびっくり
でもこれ以上は強く
君を抱きしめる事が
出来ないのです
君が君の意思で
君のか弱い力でも
君を抱く私の腕を
振りほどける様に。。。