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あいくの部屋


[584] にゃに尾
詩人:あいく [投票][編集]

時に右に揺れ
時に左に揺れ
時に床を打ち

とある高名な
数学者が
朝日が昇り
夕日に沈む
その間ずっと
猫の尻尾を
ただ一心に
見つめていた
やがてその
高名な数学者は
メモに素早く
何かを書き記した
そのメモを
ついと覗きみると
「只の気まぐれ」
とあったのだ
それが猫の尾の
動きを指していたか
或いは
その日一日の
高名な数学者の
行動を指していたのかは
まるでわかりは
しなかったのだ。。。

2007/07/21 (Sat)

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