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あいくの部屋


[663] 降るは雨に在らず
詩人:あいく [投票][編集]

天気予報では
降らないはずの
雨が降り始め
数多の人が
天気予報士に
もんくの一つも
あろう不満顔で
通り過ぎてゆく
けれども私は
顔にこそ出しは
しないのだけど
内心ウキウキして
鞄の中に忍ばせた
折りたたみの
小さな傘を握っていた
さぁこの雨は
天佑なのだよ
困った顔で灰色の
空を見上げてる
彼女の横顔に
最初の一言なんだ
きっとココからなんだ。。。

2008/01/26 (Sat)

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