天気予報では降らないはずの雨が降り始め数多の人が天気予報士にもんくの一つもあろう不満顔で通り過ぎてゆくけれども私は顔にこそ出しはしないのだけど内心ウキウキして鞄の中に忍ばせた折りたたみの小さな傘を握っていたさぁこの雨は天佑なのだよ困った顔で灰色の空を見上げてる彼女の横顔に最初の一言なんだきっとココからなんだ。。。
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