冬の出口を抜けた所で日差しを見つけたちりちりと産毛をなでるそんなふうなまるで柔らかで温かなな手になでられるようなそんな気がした懐かしい古い記憶がふと目を覚ますああ私は何処かへ帰りたいのだ何処かへなんてなんだかわからないそんな場所なのにその何処かへ帰りたいなんて不思議な感覚なんだけどそれでも私はこの暖かさのおかげでしょうかクツクツとその不思議な感覚を笑っていたのです。。。
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