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あいくの部屋


[83] 有明の月
詩人:あいく [投票][編集]

昇り来る朝日を
背にしょって
西に落ち行く
月を追いかける
夜中に見るより
淡く儚げで
届かぬ事は
百も承知で
手を伸ばしてみる
やがて沈み
消え行く宿命と
また今夜にも
巡りあわんと
等しく思いはせ
伸ばした手のひらを
握りしめた。。。

2005/01/21 (Fri)

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