詩人:ai | [投票][編集] |
あっさり訃報が発表され
涙目になりゃ注意を受け意見した朝礼後
まるで心ないニュースと同じさ
「ご冥福をお祈り致します」
気まずい毎日の中で笑顔を求め感謝していた
人の力になることの根本
理解に苦しむ
辞めたい
偽善者でしょうか?
なんでもいいけど
こだまでしょうか?
うるさく観えた
「エーシー」のコマーシャル
お腹の中で生を受け
確かに しっかり
生きていたのに
もう いない
痛みと共にいなくなり
傷みだけが残ってる
何度も何度も
産声が聞こえてくる部屋
天井眺めて思うこと
生と死はあまりにも
簡単なのに
生と死はあまりにも
重いんだ
偽善者でしょうか?
なんでもいい
そんなの辞めちまえ
こだまでしょうか?
産声に会いたかった
愛しいをわけたかった
美しいを教えたかった
誰か助けてと叫んでも
誰にも見せられぬ
はやく
涙をとめたい
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身も心も
張り裂けそうで
張り裂けそうで
痛いよ
怖いよ
同じ境遇じゃなきゃ理解できないだなんて苦しいよ
ただ支えたいだけなのに
助けて
なんて叫んでみても
あなたにはわたしが
聞こえない
なによりも痛いよ
なによりも怖いよ
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破いてしまいたい
同時に記憶まで消えたらいいのに
青い心しか残らないから
枯れてしまう花で
美しく飾りたい
黄色いチューリップの花束をください
黄色い向日葵は好きなのに嫌いです
オレンジのガーベラを一輪ください
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見知らぬ土地
住み始めて
早いもので数ヶ月
新しい生活
新しい家庭
新しい仕事
そろそろ馴れるどころか
疲れとストレスが消えない
98歳のおばあさん
昔は此処全て沼だったんよ
見たことのない
景色を想像して
小さな自分に気付く
85歳のおばあさん
髪にドライヤーあてられ
昔はこんな物は無くってね偉い物があって良い時代だねぇ
物が無い時代想像して
便利ボケな自分に気付く
全てに感謝し
人様に笑顔を絶やさず
誰にでも敬う心を
“強く優しく”
それだけじゃ足りない
不十分な自分の足元
何かがおかしい
未来を想像しても
今は何も見えない
何となく
気付いた
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真面目な顔して
武士の一分 を
ぶしのいっぷん と言い
また真面目な顔して
ウエルシア を
うえるかむ と言い
そしてまた真面目な顔して
ギャツビー を
ギャヅビー と言う
他にもまだまだ…
ただのアホでしょ!
でも わざとらしい顔して
コーヒー牛乳 を
こーひーにゅうにゅう と言う
可愛い奴め
喧嘩しても笑って暮らそう
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あの頃 勝手に
約束ね って
この頃 静かに
約束を 心にしまい込み…
約束なんて初めから
在っても 居ないのです
そんなものだから
やっぱり
それは それは
私にとって大切で
大切なんです