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近くても遠くに感じる
それはまるで
届きそうで届かない
目に映るのに掴めない
空に浮かぶ雲のよう
それは何故?
あなたとわたし
ふたりで
ひとつになりたい
ひとつになりたい
それだけなのに
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じめついた湿度のせいで
心は項垂れてる
皆が喪に服す心を忘れて
金に眼が眩む
そんな事はどうでもいい
黒が哀しい訳じゃないが
ただ、ただ、哀しい
幾度もすり剥いた心は
雨が洗ってくれる
そのうち虹が架かるだろう
項垂れる暑さでも
最高の幸せはあなたがいる
もうすぐ夏がくる
涼しく生きてくんだ
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馴れない町の長閑な田んぼに水が入った
まるい まるい
オレンジの夕日
田んぼにも映る
上と下に夕日ができてる
あの人思い出した
元気だろうかなんて…
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春は暖かくて穏やかだと
目に映るが
本当は熱くて激しい
雨のにおい
目を閉じたら
動く酸素と二酸化炭素
植物の動く音を肌で詠む
茎や葉脈に力強い熱を
張り巡らせていく
命が萌える
精一杯
背を伸ばし
腕を広げ
おもいっきり
太陽を感じている
強き者達
感情など無くても
実に情熱的
命は何度も巡る
もうすぐ春がくる
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緊急事態
極度の緊張と苛立ち
言いたい事が言えない
無力が情けない
悔しさ溢れだす
本当はとても急いでるが
急いでる素振りを見せず
トイレに駆け込む
声を殺して泣く
弱いからじゃない
強くなるためさ
ここから出たら
化粧直して
平然を装い
また自分と闘うから
5分待って
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何気ない毎日
少し潤った気がして
何処かに『ありがとう』
雨に降られず家に着く
観た映画が心に響いた
小さな契約が決まった
珈琲の無料券を貰った
美味しいコンビニスィーツを見つけた
ちょっと嬉しい出来事
誰に感謝する?
分からないが
何処かに『ありがとう』
何気ない毎日が
少し潤った気がしてる
毎日感謝すると
気持ちいい事に気付いた
そんな今日この頃
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強い紫外線のなか吹く
心地いいそよ風
目を閉じて
心落ち着かせるの
こんな時
私はあの人を思い出す
色んな気持ち引っくるめて
熱くなる目頭こらえ
おもいっきり目を開く
ドライあい 涙がでるわ
もっと涼しく生きよう