眩しいくらい晴れた春の日の朝だった小さい てんとう虫「良い事があるんだよ」大きく優しい背中あの人のもとへ春風に放てもう一度眩しいくらい晴れた春の日の朝に
深夜静かなスコール無言の「助けて」濡れた睫毛目覚めれば唇にキスの嵐外は馬鹿みたいに晴れた五月のことだった「晴れ男」そう名付けたら彼は少し喜んだ雨はやんだのに私の心はずっと曇り空