詩人:祈緒 | [投票][編集] |
目に見えないもの程
信じてみたくなる
夢を見る程
理想は膨らむ
現実と理想は かけ離れていて
勝手に蹴落とされた気分になって
絶望する程
欲する
必要とされたくて
愛されたくて
愛したくて
でも愛って 目には見えないから
触れられないから
心で感じるしかないんだ
その感じた "形なきモノ"を
人は
信じてみたくなるものさ
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アナタの幸せだけを
祈っています
なんて 言えない
ごめんね 拍子抜けで
でも アタシは
やっぱり
まだ アナタの隣りに居たかったな
それだけで 良かった
『愛してる』
なんて 言わなくていい
手を握らなくても
抱き締めなくてもいいから
ただ
お願い
側に居て
――なんて
もう届かぬ願いを
唯唯
祈り続けています
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本音でなくても
つい思ってもいない事を言ってしまう
そんな時もあれば
思ってる事を なかなか言い出せない
そんな時もある
自分を素直に出せないで
自分を閉じ込めて
誰にアナタが見えるの?
閉じ籠ってるアナタを
どうすれば 助けられますか?
鍵は何処にありますか?
道行く人々に
蹴り飛ばされて
鍵さえも
見失って
目を瞑って
耳を塞いで
アナタに見えたモノは?
聞こえたモノは?
聞き覚えのある声に…
あの人の
笑顔でしょ?
想ってるから
言えないんだよね
想ってるから
怖いんだ
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近付けば近付く程
遠ざかって行き
判ろうとする程
判らなくなる
向き合おうと思っても
いつも背中合わせな二人
――置いて行かないで
アナタの 影ばかり 大きくなって…
――1人にしないで
見渡すと
そこには
私の影
ひとつ
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信じることを止めてしまって
その時
アナタに残るモノは
何でしょうか
信じることに疲れた
絶望の日々ですか?
それとも
見えない何かに期待した
愚かな日々ですか?
絶望しても
愚かでも
何故待ち続けたのでしょう
それほど
大切だったのでしょう?
失いたく無かったのでしょう?
待ち続けた時間は
決して無駄ではありません
ですから
これから待ち続ける時間も
決して無駄ではないのです
容易でないのは
承知の上
だが
今待たずに
何時待つと言うのです
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大切な何かのために
必死になって戦っている人の姿って
時には何よりも輝くカッコイイもんなんだ
強がっているわけでもなく
カッコつけようとしてるわけでもない
唯唯
守りたいんだ
守りたいものこそが
君の幸せなんだ
今度こそは
君のその"幸せ"を
そっと
優しく
はなさないで
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何故だろう
無性に悲しくなる
涙が止まらない
でもそれは
君に必要だから溢れて来るもの
神様は
乗り越えることが出来る人にしか
試練を出さないんだ
だから
きっと…
大丈夫
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人間は弱い生き物だ
何かに当たり
傷付け 傷付き
過ちを繰り返す
君が涙を流してしまうのは
きっと
悔しくて 苦しくて
悲しくて 淋しくて
怖くて 愛しいから
人間は弱いけど
その分
強く 強く
人を愛せる
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背中に背負ってるモノ
重いからって
道の途中に置いて来ちゃダメだよ?
誰かに寄り掛かっても
途中で休んでも良いから
果てしない道の先にあるあの扉まで
ちゃんと持って行こうね