詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
−−−ほらご覧。
まただ−−−
また同じ事の繰り返し
「もう嫌だ」
−−−て、こっちがそうなんですけど
汚い音たててさ
人が嫌がっているのに
−−−どうして繰り返す
なぜ学習しない
酔っ払って私達がどれだけ迷惑してると思ってる
ただ睨むだけなら
ただ自分のこだわりを人に語るだけなら
−−−余所でやれ
ほらご覧 また繰り返す
偉そうに自分論を語って楽しいか
人の意見聞かないで楽しいか
勝手に触るな
勝手にしゃべるな
そして
勝手に寝てしまえ
−−−繰り返すから
平和がこない
もう嫌だ−−−
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
−眩しい輝きを悩内に焼き付けてくれる見事な空−
忘れていた景色
忘れかけていたあの光
−−−遠くで声が聞こえた気がした−−−
時間は早くて
私を簡単に置いていく
忘れる記憶
忘れていた輝き
ただずっと過ごしたかった
あの空間、あの時間
あの 場所で
ずっと居たかった
・・・この記憶もいつか薄れ、消え去ってしまうのだろうか・・・
あの 空白の記憶
何処へいったのか・・
ピチピチ音をたて崩れていくのか
私の薄い希望
みんな忘れないで欲しいと思う
この空の輝きを
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
何度も言葉を重ねても
何度も向き合おうとしても
・・・敵わないなぁ
晴れない曇り空
モヤモヤしている心の中
晴れて欲しいと
何度ねだっただろうか
・・・敵わないなぁ
思い通りにいかないことなんて沢山ある
空に恋い焦がれても
そいつは答えてくれない
懐かしいあの感情と
あの顔に
今だに私は敵わない
・・・敵わないなぁ
過去を振り替えっても
後悔が押し寄せるだけなんよ
現実もすぐ過去になってしまうのでしょう?
・・・敵わないなぁ
空 風 水 炎
なんて眩しい輝き
空気 顔 感情 存在
なんて美しい輝き
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
必然に出来た白い小道を
私はまるで異世界にいるような感覚で歩いていく
空を見ながら…
空気を吸いながら…
ぼんやりと歩いていく…
異世界のようないつもと違う光景に魅入って
ただ歩く・・・
冷たいけれど
おもしろい感覚
−−−雪の道−−−
いつもの道がいつもでなくなった
灰色が真っ白に
高さも高くなって
いつもの道がいつもでなくなった
人も動く
生き物も興味を抱く
風が程よく吹いて
空が晴れていて
夜には星も出て
いろんな色がある空の下
白い小さな道を歩いていく
・・・好き だなぁ・・・
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
−カメコ−
ネーミングセンスは気にしないで
−カメコ−
癒しのクサガメ
まだ小さな体
とてとて歩いて私を落とす
−カメコ−
いらっしゃい
うちに来た時覚えてる?
訪問してくれた
お盆の日 素敵なお客様
それがあなた
−カメコ−
愛くるしい小さな亀
どこまでも可愛い姿
沢山見せてくれる
掌で歩くとき微妙に当たる小さな手
ちょんちょん歩く
なんとも愛しい姿
−カメコ−
今日も元気そう
−カメコ−
ちゃんと御飯食べてる?
首をのばすしぐさも
顔をゆっくり出すしぐさも
手も足も尻尾も
−カメコ−
可愛いすぎる私の家族
癒しを与えてくれる大事な家族
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
悲しげなメロディが好きだった
明るいメロディが嫌いだった
いつまでもまわりについてるお飾りに甘えていた
怖かったんだ
自分にオレンジ色が差し込んでくるのが
恐れていた
明るい感覚に紛れて
埋もれてしまうこと
悲しい感情を忘れてしまうこと
蒼い感情がなくなること
忘れちゃならない
悲しいことも
楽しいことも
恐ろしいことも
忘れちゃならない
泣いたことも
笑ったことも
震えたことも
怖かったんだ
感情にいろんな色が紛れること
でも
忘れちゃならないんだ
繰り替えさないために
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
私は私・・・
あっちフラフラ、こっちフラフラ
定まらない馬鹿野郎・・・
馬鹿だけど一人の人間です
上手く生きられないけど人間やってるの・・・
間違いだらけの人生歩んでるんだぁ・・・
あーあ、私なんでここにいるんかな・・・
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
孤独感 羞恥・・・
苦しさ 悲しさ
たくさん経験して
これからの
『楽しい』を
めいっぱい
満喫しよう・・・?
どんなに
忘れてたいって
願っても・・・
結局・・・
何かが欠けてるんだよね
・・・小さなカケラが
まだ地面に寂しく
落ちている・・・
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
月が下した明るさに
目が眩む程の感動を
あの夜橙色の幸せが
僕等を魅了したね
いつか忘れかけていた
一粒の原石が
月の明かさに
招かれたんだ・・・
諦めかけていた
あの想いも
今なら伝えられそう
水面に反射する
オレンジ色が
君みたいだった
夜を照らす
月の輝き・・・
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
あなたが延ばした手を
迷わず掴み合いたいね
屁理屈ばかり並べた
あの街路樹の傍ら
忘れかけていた
思い出がざわめく
きっとまた思いだそう
招かれた手によって
つかみかけていた
あの夢さえも
今なら君に伝えられそう
君が延ばした手に
招かれて・・・