詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
私は繰替えす毎日の
大切さを忘れて浮遊してた
明日が来て
また今日が来て
同じ感情の繰替えしなら
…そんなのは嫌って
そう思ったんだ…
当たり前に『今日』は来て
明日は今日の次に来る
時間は繰替えすけれど
感情を違うものにすればいいね…
限りなく叫んで
傷みに耐えられなかった
あの時間、今日は
笑えるといいな…
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
目を閉じると…
ある映像が浮かんでくる
それは、夢?
私の全身が焼け爛れて
真っ赤に溶けてくの…
どろどろで痛くて痛くて
しょうがないけれど
声が出ないんだ
そして内臓も脳も全てが
泥のように流れ出た時に
場面は変わって、今度は
水の中にいるんだ
最初は冷たくて
気持ち良いんだよ
そして身体は今度は
液体に変わるんだ
そう水になってしまうの
でもね、すぐサメが来て
私を真っ赤にしていくの
私は血に塗れて笑うんだ
自分が死んだ事喜ぶように
なんだか楽しそうに
笑うんだ…
内臓・皮膚・いろんなものが
ドロドロになるんだ…
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緑の香漂う
この大きな影に
身を任せて・・・
少しだけの休息
私は公園の一角で
小さな森を見つけた
ちんまりと 堂々と
繁ってるひとつの木
葉が舞う 陽射しが舞う
君に身を任せたら
どれだけ走ったって
どれだけしんどくったって
すぐ快復しちゃうんだ
少し疲れたら
木陰で陽射しを
見てみてね
見つけた小さな休息処
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
人は割れやすい
優しさと強さを
持ってるって
昔誰かが言ってたんだ
笑顔の底は
本当に笑顔…?
皆さん苦しんでる
もし本当に本当に
辛かったら
無理しなくて
いいんだよ…?
頑張らなくていい
君の負担は知ってるから
…泣かなくていい
私には笑顔で充分だから
みんな みんな
心から笑えるように
平和が続けば
いいのになぁ…
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いつもいつでも
一緒に居たいと想う
大切な仲間さえ
傷つけてしまって
消失感が虚しく
心を駆けていた…
暗い所が何故か
落ち着いて
好きになったりしたけど
気付いたよ…
暗さは心を隠すため
寝転がって
いつまで
そうしていただろう
いつまで時間を
無駄にしてただろう
大切な仲間・心の形
それぞれ光を目指して
不器用に彷徨ってた
感覚無くした影は
愛することを忘れさせて
無邪気に心を崩壊させる
失うのが怖いのに
言わずにはいられなくて
温かさが怖いのに
笑ってごまかして
また過ちを増やしてしまう
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
今からでも また
解り合いたいから
結局求めてしまう
大切な大切な存在を
いつも騒いでた
いつも笑って
温かくて優しくて
心を見失いかけてた時も
笑って迎えてくれた
悩みなんて
飛んでしまうほどに
この空間は
宝で溢れてた
間違いなら正そう
きっときっと解り合える
大好きなんだ
大切なんだ…
今がとてもね
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
私が詩を綴るのは
弱さを強さに変えるため
冷気を暖気に変えるため
詩は私にとっての心の場所
こんな…
ちっぽけな私にも
不器用に綴る言葉が
救いになるような
そんな存在が愛しいから
善と悪なんて
光と闇なんて
そんな区別は嫌なんだ
ただ純粋に思った心を
綴る勇気をくれた人…
確かにはじめは
掃きだめだったかもしれない
嫌で堪らない
泥のような感情を
追い出すために
…書いていた
でもあの頃はどうしようもなかったんだ
そうする事で自分を
保つしかできなかった
けど今は違う
今度は救いたい…
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『忘れた』ってうそ
ちゃんと覚えてるよ
−−−お兄ちゃん…
遊園地 一緒に
遊んでもらったこと
抱っこして
写真撮ったこと
いっぱいいっぱい
楽しかったんだもん
私小さい頃
我が儘だったね
覚えてる?
身長規定のジェットコースター
足りないのが悔しくて
散々駄々こねたあげく
大泣きしちゃったね
本当はね お兄ちゃんの
大きい手 優しくて
…少し 恐かったんだぁ
私 大きくなったよ?
もう我が儘な
自分じゃないんだ
今でも大好きだよ…
今までありがとう
そして
これからも
一緒に遊ぼうね
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
哀しい事…
忘れたいね
壊れるかと思った
…もう笑えないんだと
周りは闇ばかりで
本気で痛かったんだ
色褪せる想いなら
『早く』と願った
時間が経てば
思いは懐かしさに
変わるから…
すぐに哀しさを
振り払うなんて
出来やしなかった
いつか…
楽しさが戻ってくる
壊れそうな心が
そう言ったんだ…
途方もなく
馬鹿らしく思えた
夢なら覚めて欲しい
哀しみの向こうで
心と戦うことも
大事だと誰かが言ってた
僅かな光が胸に灯った
哀しみを忘れない
強い自分であろうと誓う
それが今出来る精一杯…
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
生まれて死ぬまでの
遠く儚い時間の中で
時は残酷に締め上げる…
望んでいなくとも
色褪せていく時間がある
幻のような
楽しく輝いた日々から
遠ざかった子供の自分
私はどれだけ傷付けて
どれほどの想いを
逃してきたんだろう…
信じて欲しい…
あの瞬間感じた
感動は本物だったんだ…
あなたたちと
一緒に演奏出来て
本当に楽しかったんだ…
確かに感じた
満ち溢れた感情
好き過ぎて
本当に好き過ぎて
…お別れ寂しい
…寂しいんだ
叶うならもう一度
みんなと奏でたいよ…