詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
一・二個ボタンを押せば
ほら 消えちゃった…
ピッ…とか
切なげな音を響かせて
カチッ…とか
機械音を沢山響かせて
消えちゃった…
『私の想い出』
大切な感情…
あなたは
『私』を削除しますか…?
決めるのはあなたです
きっときっと…
チクッ…とするよ
さて…問題です
この行為で消される
尊い魂は優しい感情は
どこにいくのでしょう?
そして…
『私』はなんでしょう?
すべてはきっと
ボタンの中の世界…
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もう遊べないのかな
一緒に笑いたいね
笑顔で溢れてた中学
きっと
まだまだ遊べるよね
絶対遊ぼうって
約束したのが懐かしい
またきっと会えるよね
うちらはきっと
友情永遠不滅だよ
大丈夫今は
忙しくとも
近い将来会えるさ
懐かしいね
泣いて笑った
微笑ましい日々
また遊ぼう…?
あの頃の思い出と一緒に
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
深くなった溝は
僕等を締め付けていった
・・・暑いのに
少し肌寒いのは気のせい?
何故だろうね・・・
欲しいもの、求めるほどに
遠くなっていくの
君の声はどんなに
僕等に刺さったか
知らないんだね・・・
人は探してる
闇を消すほどの明るいもの
ここに
存在しているという
たった一つの証拠を・・・
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なんでそんなに
とおくにいるのかしら…
わたしを ちゃあんと
みているかしら…?
そらさんは
とおくにいるけど
とってもきれいな人
そして とっても
やさしくてすてきな人
でもね ときどき
やっぱりおこりんぼ
かなしみながら
おこりながら
つめたいなみだは
そらさんのかなしみ
しぃろいかたまりは
ふわふわとけちゃうの
まぶしいよ
あったかすぎるよ
いつもかならず
ぺこっとごあいさつ
おおきなそらさんは
いつも
わたしのあたまのうえに
ひろがってるんだよ
そらさん だいすき
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
ねぇ…
すべて助けてなんて
言わないから
少しだけでいい
『君の存在』が恋しいんだ…
贅沢は言わないから
…今は 一人じゃ立てない
立てないんだ…
少しでいい
君の力…どうか
分けて下さい…
私も大切なあなたのために
私の力…分けます
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
いつか…
この曇り空が晴れたら
みんなで笑い合いたいね
夢を描いた画用紙を
僕等はまだ捨てずに
持っているよ
かつての仲間を信じて…
苦しさが楽しさを
忘れさせてしまっていた
現実は辛いものが
目立ってしまうけれど
喜びもたくさんあること
忘れずに進もう
仲間を感情を信じて…
諦めずに
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
散る花がある
咲く花もある
枯れる喉がある
泣く躯がある…
消滅するもの
新に生まれるもの
壊れそうな心
華やかな心
微妙なバランスの世界で
またまた微妙に
動くから…
悲しくなっても
すぐ
嬉しくなる…
こんな世界…
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
何してるんだろう。
本当の心を隠して。
鈴がリンと鳴った。
余韻に耳が震えてる。
綺麗な音を求めてる。
いつだってそう
一度だって満足に
上手く出来ない…
聞きたくない。
そんな汚い音…。
そう思って
閉じてしまう。
必死に耳を覆うのは
ただの自己防衛で…
いつだって
自分を守るのに一生懸命
汚れてるのは嫌い…
だから、
綺麗な音、汚い音と
比べてる耳も大嫌い。
だけど…
聞こえてる声は
どれも個性に溢れてる。
個性には
嫌いとか、好きとか
そんなんないよね。
耳は個性をとらえる
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
あのね…
青く綺麗なお空を
見つめていたら
なんだか心地よかったよ
紅く美しい夕焼けを
見つめていたら
今までを思い出して
なんだか悲しくなったの
美しい悲しい想いは
僕等の心の奥を突くんだ
嬉しい痛い大切な想いを…
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
昔、ばあちゃんに
お土産もらったの…
大切なオルゴール
可愛い音でね
耳に響くんだよ。
大好きな曲が
こもりうたになるの。
昔はよく聴いてたなぁ…
聴かないと
落ち着かなかったんよ
大切なオルゴール
私の大好きなメロディーは
ずっとずっと
心に残ってる。
今もね。
ばあちゃんありがとう。