詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
月明かり下に平和…
月よ、綺麗な月よ
それほど輝いて
何を伝えたいのか
月よ、鏡のような月よ
見事な反射
オレンジに輝き
加茂湖に満ちている
月よ、夕焼け並の貴方よ
もっと もっと
魅了しておくれ
このきらびやかな舞台で
月よ・・・
雲に負けじと輝き
邪気を払っておくれ
この加茂湖のように
月よ、一番透明な月よ
夜をきらめかしてくれ
貴方の明かりで
人は舞う、月の下
貴方の力で
平和が戻る
人の今を見ている
君ならきっと
誰よりも照らしてくれる
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
パパ…パパ…。
ねえ、私…「邪魔?」
あのね…
今日言われたよ
「もう、要らない」
ってさ。
私、要らないんだって。
用無し人間になっちゃったよ。
…なんでだろう。
口で言うと泣いちゃうの
…書くだけなら大丈夫なのに。
…私は要らない人間?
私は指を切り落とした。
必要な指を。
…だから、要らないの。
…私はアクマ。
人間にとって天敵の悪魔…。
生まれ変わったらね
必要な人間になりたいなぁ…
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決めたよ。
踏まれても頑張るって…
わかったよ。
自身のコト…
他人を怖がったのも
距離を置いたのも
夢に自信がなかったから
あの日、頑張ろうって
そう決めたのに
いつの間にか諦めてた
…進まなきゃ
意味なんてないのに
今までの駄目だった自分
これからは
見栄でもなく
意地でもなく
上辺だけの自分じゃなく
…諦めかけても
倒れない自分になろう
雑草のように
…踏まれても
すぐ立ち上がる
せめて綺麗な
葉っぱを身につけよう…
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胸に刻まれた深い闇は
貴方にはわからないだろ
本当の事を隠す理由
貴方は知らないだろう?
悔しい こんな自分…
みんな心は違うんだ
傷つかない人なんて
いないんだよ…?
最悪…
闇に負けたくない
私は強くなりたいよ…
あんな最低な奴らに
負けたくないよ
だから
強くなってやる…
強さは私の罰印
弱い弱い私の
大きな罰印…
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
あんた達の目が
あの人を追い込んだんだ
あんなに優しい人を
どうして…
何故なの…
どうして
そんな態度がとれるの…
酷い…酷いこと…
あなたたちがやったこと
重さをどうして
理解出来ないの…
可哀相…
私は…許さない…
嘲笑って蔑んで
一人の人間を殺して
あんたたちなんて
生きてる価値なんて…
ない…
笑うことなんて
出来なくなるまでの
衝撃をあなたたちにも…
自分さえいいなら
他人はほっといていいの?
ちがうでしょ
一人の人間を
なんだと思ってるの
あんたたちが
優しい人を殺すんだ…
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
あるんだ。
私にも大切なもの。
流れる水は掴めなくて
足元さえも曖昧なくせに
守りたいものがあるんだ
強情かもしれない
諦めが悪いやも
「助けて」と
叫んでるのかもしれない
だけど守りたい
大切なものがあるんだ
あなたがもう少し
辛さを見せてくれたなら
一緒に泣いてあげることが
出来るのに…
初めてなんだ、
こんな私でも
誰より守りたいと
そう感じた瞬間は
一人で泣かないで
私に本当のあなたを
見せてほしいの…
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
答はどこですか
「全てを嫌うから
耳を塞ぐのですか」
「怖いから
目をとじるのですか」
「寂しいから
抱きしめるのですか」
独りだけの旅人は
何から逃げてるの?
こんなにも
優しい人なのに
どうしてなんですか
あのね、
少しだけなら
逃げてもいいよ
泣きたいなら
泣いていいし
支えが欲しいなら
愛しい胸を
借りればいい
過去はもう戻らない。
だから、
今からの
未来を大切にしよう?
ひとつ、またひとつ
築いていこうね…
答はきっとすぐそばに
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
僕等は空の下で
歩いてる 走ってる
広い 広い空の下で
笑って泣いて怒ってる
果てしない遠い彼方に
希望を感じて
誰もが空を見
手をのばすのに必死だ
空を愛する少年よ
どうか
あの日の空を
忘れないでいておくれ
空を愛する少女よ
どうか
あの夜の空を
忘れないでいておくれ
空に憧れる旅人達よ
僕に
心を開いてくれるかい?
空が好き 雲が好き
澄んだ青い君も
朱みがかった綺麗な君も
泣いている灰色の君も
太陽が空を育て
空は僕等を きっと
育てているんだ
広い大きな存在
愛しい愛しい空
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
暗い部屋は
不思議と落ち着くの
安心して眠れるわ
大丈夫…
まだ大丈夫…
明かりが
苦手なわけじゃないけど
暗闇が嫌いじゃないから
気付いて…
精一杯の強がり
まだ…
ここにいたいの
嫌われても蔑まれても
私は『家族』でしょう?
詩人:楠崎 志杏 | [投票][編集] |
2006年8月30日
夏の終わり…
私達は花火をした
一人かけていたけれど
砂浜で星座達と一緒に
騒ぎまくった
楽しかった
楽しすぎて
…後が辛いかな
私は忘れない
この深い絆…
きっときっとね
9人が揃えば
もっと素敵だったよ
星座が眩しい砂浜
月明かりが
細く8つを照らす
夜の海は生ぬるかった
きっときっと
ずっと忘れない
絶対忘れないよ
大好きな君達