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楠崎 志杏の部屋


[43] おじいちゃん
詩人:楠崎 志杏 [投票][編集]

どうしても どうしても
悔いてしまう…
あの頃の記憶が定かでないこと…

ちっちぇえガキだったけれども
おじいちゃんのことは大好きだったんだ…


おじいちゃん…
早過ぎるよ…

もっと笑ってよ…

声が聞きたいの…

おじいちゃん…
私 大きくなったんだよ…

あのね…
悩んだり 憎んだり
泣いたり 笑ったり

たくさん経験したんだよ…

そりゃ…おじいちゃんに比べればまだまだガキだけどね…




大好きなおじいちゃんが亡くなった…

あれは私がまだ小学校に入る前…

おじいちゃん…

おじいちゃん…

2006/06/14 (Wed)

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