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楠崎 志杏の部屋


[48] 青空浴びて
詩人:楠崎 志杏 [投票][編集]

地で嘆くは己のわろさ
空を勧めるは身の清さ

いつかいつでもこの場所
帰れる場所があればいい


もしも僕が
存在の意味を問いたなら
きっと凹んでしまう…

彼は人形のように
ずっと傍らに居て
彼女は枯れかけた
虚な瞳でそこに居る


願うは青空の下
手を広げて
太陽の光を浴びること


悟われないように
静寂な部屋にいる

いつか願う

心の青空・・・


きっと今度こそ

青い青い空の下

彼らは生きるだろう・・・

2006/06/15 (Thu)

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