ホーム > 詩人の部屋 > 楠崎 志杏の部屋 > 夕闇の間で

楠崎 志杏の部屋


[51] 夕闇の間で
詩人:楠崎 志杏 [投票][編集]

少し風体を気にしてた
自分らしさ見つけられず
ただぼんやりと
大きすぎる空を見ていた

話に飽きて
空に甘えて
楽を求めていたね…

いつもそう・・・
何かが終わりを告げる
わかっているのに
手を延ばせない自分

夕焼けで照らされた
アスファルトが
悲しく瞳に映る

空を見れば
橙色が支配しようと
雲を照らし
山を黄昏れにと
変えていく・・・

夕闇の中
ただやみくもに
掛けていく・・・

繋ぎとめるため・・・

2006/06/15 (Thu)

前頁] [楠崎 志杏の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -