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楠崎 志杏の部屋


[64] 父へ
詩人:楠崎 志杏 [投票][編集]

幼いあの頃は
心も未熟で
まだ私は
傷つけるということを
知らなすぎた
…馬鹿な自分

あの頃から
少しずつ
変わってったね…

いつから傷つけただろう
どんなに傷ついただろう

…ありがとうも
…ごめんなさいも
言えぬまま

どこまで私は
貴方を傷つけただろう

素直になれなくて

ごめんなさい…

傷つけてばかりで

ごめんなさい

そしてありがとう…

私は忘れてた…
ずっとずっと昔感じた
安心出来る大きな手を
無邪気な笑った顔を

まだまだこれからも

よろしくね

本当は今でも

大好きなんだよ…

2006/06/30 (Fri)

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