詩人:楠崎 志杏 | [投票][得票][編集] |
目を閉じると…
ある映像が浮かんでくる
それは、夢?
私の全身が焼け爛れて
真っ赤に溶けてくの…
どろどろで痛くて痛くて
しょうがないけれど
声が出ないんだ
そして内臓も脳も全てが
泥のように流れ出た時に
場面は変わって、今度は
水の中にいるんだ
最初は冷たくて
気持ち良いんだよ
そして身体は今度は
液体に変わるんだ
そう水になってしまうの
でもね、すぐサメが来て
私を真っ赤にしていくの
私は血に塗れて笑うんだ
自分が死んだ事喜ぶように
なんだか楽しそうに
笑うんだ…
内臓・皮膚・いろんなものが
ドロドロになるんだ…