あるんだ。私にも大切なもの。流れる水は掴めなくて足元さえも曖昧なくせに守りたいものがあるんだ強情かもしれない諦めが悪いやも「助けて」と叫んでるのかもしれないだけど守りたい大切なものがあるんだあなたがもう少し辛さを見せてくれたなら一緒に泣いてあげることが出来るのに…初めてなんだ、こんな私でも誰より守りたいとそう感じた瞬間は一人で泣かないで私に本当のあなたを見せてほしいの…
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