詩人:自己中心 | [投票][編集] |
人生ってヤツは実にさまざまで
それぞれに一つだけの世界があり
一度きりのドラマがある
俺の人生も
俺だけが語れる
世界があって
時を重ねる毎に
俺のドラマも完成へと近づく訳だ
作って壊してまた造る
つぎはぎだらけで由とした
届かない果たせないはすり替えることで由とした
事実も存在も有ると信じて詰め寄らない
俺だけの世界
俺だけの物語
もしも俺が明日病に倒れ
死期の訪れを事実にしたら
俺の世界の君は
報われて 彩られて
花になり咲き誇ることだろう
詩人:自己中心 | [投票][編集] |
そのラインを超えないように
警笛は鳴らされた警告は発せられた
一を成す為に回避不能な犠牲として
一の創造に必要不可欠な材料として
けど
流す涙があるヤツの喜怒哀楽を
「哀」と決めつけ
エヴァ?オバァ?オンギャア?
大丈夫
荒れても荒んでも
君らも同じ旅人だから
太陽目指して旅に出ないか?
迎えに行くよ
絶対だよ!
詩人:自己中心 | [投票][編集] |
いま
ここに見える景色を君に伝えたい
あの頃の空はどこまでも遠くて
川面に映る青は
どこまでも澄んでいた
いま
ここに映るものは寂しさが造り出した
『偽りの幸せ』
と俺が名付けた景色なんだ
お前は
((ミ゜エ゜ミ))
みてぇなヤツだったけど
好きだった
愛していた
ずっと帰りたいと思っていた
…もう
あの頃に戻れないかな
あの頃の景色をまた見てみたい
詩人:自己中心 | [投票][編集] |
…よく見ろ
さぁさぁ 振り返って
そこに
あるかい?
君が君らが求めるものが?
ああ
確かに この複雑な混沌にまみれて活きれば
ストレスやら鬱憤やら
なんやらかんやら
時には
君がそれらをコントロール出来なくて
制御が効かない
空回りの何かが
心を占めて
身体を犯す
吐き出したら
取り戻せ!
蝕まれた
その軌跡に
これがオレだと
胡座をかくな!
失くして泣いて
無くして泣いて
亡くして泣く
俺の言葉よ
響いてくれ
詩人:自己中心 | [投票][編集] |
過ぎ去り 消え失せた日々が
非合法に再生される
意図を図りかね
理解に据え倦(あぐ)み
いつも乍(ながら) いつもの如く
過去は過去として無言の儘
ただ、立ち竦(つく)している
一寸先の闇と五里霧中は視界を遮り
照りつける太陽に幻を垣間見る
表現を変えるとすれば、
それは常道行動によるアクセスアップ法…
と違いますよね
ハイ違います
詩人:自己中心 | [投票][編集] |
お綺麗な口で
ギャギャギャとかヒョヒョヒョって笑ってんじゃねぇ
なぁ
坊っちゃん 嬢ちゃん
親の力で学校行って
何の苦労もしてねぇからテメェはそんなにズル賢くなったのかい?
ほらほら
やってみなよ
先に手を出してみな
どの道長くはねぇんだ
諦めとも投げやりとも違う
開き直りってヤツの実力を教えてやんよ
詩人:自己中心 | [投票][編集] |
踏み外した道にも軌跡は続く
それは還らぬ過去となり
やがては唄となる
屈辱とは何かを考えた
殺意の兆し?
自身の崩壊?
視界に反映せぬ
万能の神とでも思ったのか?
刺客を放ってみろ
なんならキサマが来い
チマチマコソコソ正体も見せねぇ
ネトオタもどきのゲス野郎
それを神だと崇める者も同罪だ!
覚えておけ
俺はリアルでキサマを叩きふせてやる
キサマの正体は
その内に
唄となるであろう
詩人:自己中心 | [投票][編集] |
マジっすか?
マジっす!
経過観察中だった腫瘍の症状が酷くなったらしい
人間、いつか必ず死ぬんだし
俺も例外じゃねぇからな
しばらく活きたじゃねぇか
まだやり残したこともあるけど
生まれ変わってやり直すとするか
…なんて
ぜんぶウソです
神様
確かに前縦隔に結節影がありましたリンパ節を含み
胸線とも連続性がある
極めてタチの悪いものだと聞きました
でも
息が苦しいのは
それが原因じゃなく、同時に発覚した肺機種のせいなんです
だからお願いします
まだ死なせないでください
…なんて
俺が言うかよ
バカめ
そもそも神なんていねぇんだよ
神は俺自身だ
!
なぁ そうだろ!
そうなんだろ!!
あぁ
確かに胸が締め付けやがる
だが
それは多分テメェのせいだ
忘れてくれればいいのに
俺は誰も幸せにできないんだ
お前の唄はぜんぶ聞いた
だから
神である俺様から命令だ
とりあえず
ありがとう
と
さよなら
を
黙って
受け止めろ
そして
必ず幸せになれ!
以上だ!
詩人:自己中心 | [投票][編集] |
曖昧でうやむやなぼんやり言葉がありました
それはいろいろとあれこれ囁かれていましたので
心を病んだ旅人はその囁きに耳を傾け
聞き取れずに嘆くと 今度は何故囁いてるのかが分からなくて嘆きました
結局、病んでいた心は救わないままクエスチョンに答えられないまま
深入りせずにそれはそれ あれはあれ と思い直すことにしました
囁かれていたものは たわいもないとりとめもない
独り言にしては
一度は聞いてみたい
語りかけてもらいたい
そんな錯覚に囚われてしまいそうな
裏も表もない
大切なものであった筈だと
思うことにしました
そして
何故か込み上げてきた愛しさを振り払うと
旅人は
病んだ心の忘却の旅へと去って行きました
チャンチャン
詩人:自己中心 | [投票][編集] |
お前にとって
俺は一体なんなのだ?
俺にしてみりゃ
お前は単なる記憶の片隅さ
ただし
そんなくだらん片隅でも 害意があるならいつでも排除する
てめえは過去
過去に 心から愛した女
それだけだ!