詩人:零 | [投票][編集] |
とおいとおい
ある島の真ん中
とても深く綺麗な群青色をした
天女の涙のような湖があるという
哀しみを持った人がおとずれ
涙を流し
ここは湖になったのだという
深い深い水の中
綺麗な綺麗な色の中
どんな哀しみがそこにあるのか
いまではもうこの湖しか知らない
今日も
ほら
また誰かが哀しみを流しに‥‥‥
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今は 堪えるしかない
今は 我慢するしかない
たとえ冷めた目で見られようと
酷く、立ち上がれ無いくらいの屈辱を受けようと
今はただ、それを受け止めず
進んで行こう。
君が変わるコトはない。
君は君だからこそいいのだから。
だから、たとえ辛くとも
苦しくとも
君は君で在ってほしい
詩人:零 | [投票][編集] |
大切だから
手の中に
いつだってすぐ横に
ぼくの隣に
いたはずなのに
きみは今 チガウ手の中今をいるんだね
そう 確かに
きみには きみの道が
ぼくには ぼくの道がある
それは ぼくにも分かってた
なのに なぜ
こんな せつなさだけが
ぼくの手の中に 残ってるんだろう‥‥
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さようなら
もう この時に戻ってくることは
ないんだね
いつだって 僕ら
笑いあって
励ましあって
ここまで これた
でも ここから
この季節から
僕らはもう ここにはいないんだね
それでも あの日は
変わらないから
たしかに そこには
あったから
悲しいときも
うれしいときも
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今いちばん 大切なのは
だれであれ 信じるコト
あきらめず
おそれず
強がって いることを忘れず
まっすぐ 前を見据え
手を差し出すこと
たとえ 苦しくとも
そう 信じてくれれば
きっと 強さになるから
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少し冷たい冬の風
キミの隣りに 僕がいる
冷めた手握って 確かめあって
キミの隣りには 僕がいる
冷たい小さな手をにぎり
僕が 隣りにいてあげる
いつでも あの冬のように
冷めた手二人で
温めよう
詩人:零 | [投票][編集] |
わざと君の眼鏡とってみたり
わざと君の勉強じゃましたり
そうやって からかって
返ってくる小さなパンチも
全部
大好きだから
君が名前呼ぶたび
何か期待しちゃう
君が笑うたび
もっと3倍くらいの笑顔で返しちゃう
きっときっと
これは消えない永久の気持ち
詩人:零 | [投票][編集] |
最近なんでもかんでも初期化するよね
やり直せるからとか失敗したからとか
そんな風にしか見れない世の中がボクは悲しい
ケータイなら消しても元に戻るけど
あなたの人生は戻らないんだ
あなたはもう動かないんだ
きずいてからでは遅いんです
あなたを初期化することをやめて
初期化のボタンを消してください
詩人:零 | [投票][編集] |
いつもは素直になれないけど
寝てるときなら
少し寝返りうつだけでおとなしくしてあげる
今はただあったかいから
そのやさしさときびしさのこもった手を素直にうけとめられる
ありがとう ありがとう
いつも心配かけるけど
いつもやつあたりするけど
ありがとう ありがとう
とってもあったかいよ
詩人:零 | [投票][編集] |
隠しながら
偽りながら
僕達は進んでいく
つらいと言っても
聞こえるはず無く
たすけて欲しいと
言えるはず無く
僕達は隠しながら生きていく
そうして今では
ぼくさえも 友さえも
隠しながら
偽りながら
進んでく まっさかさまに
落ちてゆく