詩人:明石家3万円 | [投票][編集] |
君を奪った⇒暗闇
ベッドに散った薔薇
シーツを濡らすのは涙
許さないと
憎んでほしい
心と心は
重ねられないから
犯罪を重ねてみました
忘れたくても
忘れないで!
マントをひらり
仮面をつけて
窓が音もなく開いて
突然やってきた
恋する悪魔の味方
¢¢
振り向いてくれない?
強制的に俺を見ろ
禁じられた大恋愛さ
ホレ薬を
口移しで飲ませれば
きっと忌まわしい記憶
死にたくないなら
声を出すな
この事は誰にも言うな
尾行が付いてるぞ
24時間
もうお前は
ひとりぼっちじゃない
もう自由は
お前には微笑まない
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蝉うるさし
飛行機雲の如し
夏空よ
気付けば通り過ぎて
海へ山へと
放って
置いたままの朝顔
私を
涼しくしてくれたのに
起きると
水も滴る‥朝だけの
そう
一番いい所を
観せたいの
八月
いっぱいまで
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「あっ‥
ハンカチ忘れた
貸して!」
「いやっ!
よごれるから」
「何のために
持ってんの?」
「ハンカチを
持つというマナーに
従っているだけだ
使うつもり
なんかないんだ」
「意味ないじゃん」
「それが
マナーなんだよ」
「‥‥‥」
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君は
どっちが前向きか
解るなんて
‥‥‥‥スゴいよ
それすらも
僕は判らなくて
間違うんだからね
だけど
正しい事=前向き
‥‥‥なんだろうか?
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道端に
烏が死んでいた
他人事と下せない
歩道脇の
植木の横に
埋めておいたよ
気づき
見るだけの人々
そんなもの?
動かない正義の持ち主
在ってないもの
いつだって
本当の自分とやらは
外に出さない?
「死ね!」と
お前らにつぶやいた