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明石家3万円の部屋


[118] 夏観
詩人:明石家3万円 [投票][編集]

蝉うるさし
飛行機雲の如し
夏空よ
気付けば通り過ぎて
海へ山へと
放って
置いたままの朝顔
私を
涼しくしてくれたのに
起きると
水も滴る‥朝だけの
そう
一番いい所を
観せたいの
八月
いっぱいまで

2005/08/03 (Wed)

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