詩人:泉 浩祐 | [投票][編集] |
【時は少年が少年であり続けることを許さない。】
俗に、叶わないモノを夢と指す。
希望は望むモノであって、
必ずその通りになるワケではない。
理想なんてのもそうで、
現実化するなど、有り得ない。
現から逸れて自分自身に嘘を吐いた。
子供の頃に抱いたオトナの俺は、
きっと馬鹿で甘ったれた奴だったろう。
今の俺は堅実に人生の終へ歩めているかな?
子供の頃に抱いた儚い夢、なんてモノは、
もう散っているだろう?
俺の道は今俺が決めてくんだ。
ガキのつまらない考えに翻弄されて堪るか。
幼い子供に終止符を。
ガキのままじゃ俺は進めない。
夢や理想なんてガキの言葉だ。
俺は死ぬ為に生きてくんだ。