詩人:リリックタイム | [投票][編集] |
たとえ君の心の音符に『ソ』と『ラ』が欠けていても僕はかまわない。
僕がそれを埋め合わせるから。
僕が君の『空』になるから・・
今日の君は宝石店に売れ残るエメラルドのように嫉妬深い。
まわりにあったダイヤやルビーは人目を魅了して次々と去ってゆく。
でも自分が決して魅力がないわけじゃないんだよ。
あるひとをまっているんだ・・そう僕を。
なぜかって?
それは僕の誕生石だから。
僕は君を必要としてるんだ。
僕の『ソ』『ラ』を埋め合わせるために・・
人はみな花のように散りゆくものなのかもしれない。
それを惜しむものもいるだろう。
けれど君はいつまでも僕の中に咲き続けるだろう。
エメラルドの輝きを放って
僕色の『空』に・・
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何のために生まれたの?何のために生きるの?
探してもないよ
だって生まれたことがためであり、生きることがためなんだ
死んでしまえば意味はない
かなしいこと、つらいこと、うれしいこと、たのしいこと
すべて意味がある
いまに意味があり、未来に希望がある
なんでもおこりうる可能性を探ろうよ
愛すべくものとともに
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やさしさ
それは偽善なのだろうか?
僕はそうは思わない
だって心が痛むから…
心は正直だ
僕をコトゴトク縛り付ける
だから僕の心をムシバム人間がいなけりゃいいんだ…
そんなことはない。さみしいよ…
心は正直だ
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広大に広がる海は絶え間なく波を浜まで届けてくれる
僕の気持ちのように
浜辺にある貝殻は幾度となく潮水を待っている
君の気持ちのように
波は貝殻と重なり
何かを確かめたかのようにして
また海へ戻ってゆく
大丈夫だよ、安心して
ずっとつつみこんでいるよ
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ポロ ポロ ポロ
どうしたの?
ポロ ポロ ポロ
どうしたんだって、
ポロ ポロ ポロ
何があったんだよ
ポロ ポロ ポロ
何か言ってくれよ
ポロ ポロ ポロ
それじゃわからないよ
モウゼンブイッタワ
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ワタシってかわいいでしょ?
たしかに
ワタシは表紙飾ってるのよ
へぇ
ワタシはどんな男でもメロメロにさせるわ
…
ワタシは
ワタシ…
ひとりぼっちなの…
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シャンシャンシャンと空から舞い降りる冬の妖精は今年の悪い出来事を洗い流すごとく
『こんなにあるのかぁ』はたまた
『すくないねぇ…』
つぶやく
だから人をみればだいたいわかる
頭に雪をかぶるようにしているもの
はたまた
まるで雪を寄せ付けないようなひと
僕は大抵後者…
でありたい
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僕は伝書鳩 二人の青い鳥
あなたに手紙を届けにきました
僕は伝書鳩 二人の青い鳥
あなたの手紙を届けてきます
僕は伝書鳩 二人の青い鳥
遠く遥々やってきました
僕は伝書鳩 二人の青い鳥
遠く遥々戻ってまいります
僕は伝書鳩…
時が経つと僕は姿を消しました
ではない
僕は電子鳩 二人の青い鳥
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たまたま生まれた
たまたま触った
たまたま感じた
たまたま泣いた
たまたま見た
たまたま笑った
たまたま動いた
たまたま聞いた
たまたま話した
たまたま叫んだ
たまたま食べた
たまたま吐いた
たまたま寝た
たまたま起きた
たまたま歩いた
たまたま遊んだ
たまたま学んだ
たまたま走った
たまたま転んだ
たまたま選んだ
たまたま出会った
たまたま恋した
たまたま愛された
たまたまキスした
たまたま…
たまたま別れた
たまたま書いた
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サッカーの中継を観てふと思う『球を人が蹴り、人が蹴り、人が蹴る』ありふれた事のようたが、それは今一つのタームで抽象化され、一般に共有されるイメージをもつからである
ただそれを傍観者として眺めている自分に何だか無駄に人生を考えさせられる
『これでいいのか?』
大切な時間を私、テレビ、サッカーとある意味第三者の行動をテレビを媒介として追体験しているのだ
『これでいいのか?』
まるで自分の人生を一時的ではあるが、第三者に譲り渡しているようなものではないか
『これでいいのか?』
しかし、ふと考える。自分の出来ない事を追体験できる事、ある意味空想的ではあるが生きている中での可能性の一つとして出来ることである
『これでいいのか!?』さらに気付いてみれば自分の趣味の枠組みの中に参加している
『これでいいのか!』
そして他の事をしようと思っても、気になって頭から離れないのだ
『これでいいのだ』
こうして結局自分を否定することは出来ず、プラスの世界へと突き進んでゆくのだ。
一度自分の考え、行動を試行錯誤してみる
『これでいいのか?』
しかし、戻るべきところ行き着くところは同じなのだ
『これでいいのだ』
たとえ全部否定したところで答えは変わらない。なぜならそれも意味があるからである
『これでいいのだ』