詩人:ゆにこ | [投票][編集] |
願うたび夢が
遠ざかるのは
気のせいかしら
今日もまたひとり
憂鬱と戦うけど
信じると決めた
はずの
幻想の束は
いとも容易く
覆されてしまうよ
現実の強さと
自分の弱さが
ふつかって
何度もわたしは
負けそうに
なる
だからあなたが
必要なの
あなたという人が
必要なの
孤独を気づかせた
その言葉
空の広さを
思い知ったとき
居ても立っても
いられずに
走り出してた
泣きそうな
今を励まして
めげそうになったら
お願い叱って
目を閉じれば
何が正しいか
本当かなんて
関係ない
信じたいもの
この手の中で
温めてきた...
涙のあとに
虹を待つように
きっとこの
瞬間のため
あなたに
抱きしめられる
そのために
生きていて
良かったと
思えるときを
待っている
そんな風に思うの