ホーム > 詩人の部屋 > ゆにこの部屋 > プレイボール

ゆにこの部屋


[122] プレイボール
詩人:ゆにこ [投票][編集]

欠点を見つけるたび
また凹む
欲望の果てしなさに
目が廻る

くらくら、ふらふら。
現実に襲われる

ここはだれ?
わたしはどこ?

なんつって。

とにかく
生きてくれさえ
すればいいと
言われたあの日から

物欲と復讐心
それだけが
わたしを
支えて、いるのよ

悪夢でも
予知夢でも
なんでもいいから

とにかくすてきな
気持ちを
感じたい
それだけなのに

こうして今日は
終わって
明日が始まって
しまうんだな、、

神様なんていないのだ
もう一度
突きつけられた朝

とりあえず
回想も、終わり。

運命じゃないなら
あんたなんか
要らないわ

朝日はいずれ
沈んでしまう
でも、夕陽だっていつか
また昇るはずだから

2015/07/15 (Wed)

前頁] [ゆにこの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -