詩人:ゆにこ | [投票][編集] |
到底追いつけない
あの夢想がキラキラ
海底で眠る未来、、
それはとても美しく見えて
あたしはそっと
手を入れてみるけど
ずっと探ってるけど
触れられないままなの
もどかしい
ちょっと切ない
全然とどかない
なんだか居たたまれない
有象無象の
ひとつでも
あたしにとっては大事な
最後のひとつ
かじかんだ指先は
知らない人形のよう
もうすぐぜんぶの
感覚もマヒする...
澄んでいた水は
だんだんと濁って
暗く深い闇のなかへと
吸い込まれそう
怖れと不安に取りつかれた心
時間を超えて
きみとの恋を想像しては
泣いてた
そうなの
欲しいものぜんぶ
ウィッシュリストに
入れてみても
何も手に入らないの
それだけじゃダメ
ご褒美なんて
もらえない
この柵を飛び越えなきゃ
誰の手も繋げない
能動的な一歩が
試されるときなの
あの海底に眠る未来、、、
思い出しては
胸が震えるよ
ぜったいに浚いにきて
いつかねぇ逢いにきて
それが愛じゃなくても