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ゆにこの部屋


[150] 対岸の救世主
詩人:ゆにこ [投票][編集]

この空の向こうに待つものが
期待はずれだったとして
どうせ止められは、しないよ

あたしは進みたいから

忘れることなど本当は
簡単にできるでしょ

要らないし。別に意味ないよ

自分次第で決められるなら
過去も未来も関係ない

それでも自分を裏切りたいとき
ぶっ壊したくなるとき
あなたが必要なの

対岸の救世主

来世より今に、懸けると決めた
本当はたぶん強がりで
弱虫を隠し通せるのかしら

言い訳のオンパレード

見抜くほどの嘘じゃないけど
素顔を見せられたなら、素敵

世界はひとりじゃ広すぎて
アンチがいなけりゃ面白くもない

通り雨のあとの
静けさと虚しさに
思わず指をつないで息を止めた

はやくここへきて、救世主

あなたは必要とされてるの


2015/08/08 (Sat)

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