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ゆにこの部屋


[174] 透明の刃
詩人:ゆにこ [投票][編集]

いつのまにか、斜に構えるのが癖になって
銃を握りしめたままで走ってた

引き金に指をかけたまま、あなたを待っていた

でも。こんな空っぽな未来じゃ
振り向いてはくれない
抱きしめたって、壊してしまうわ

全身がよく切れるナイフのように
自分さえも上手く。大切にできない



2015/08/22 (Sat)

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