ホーム > 詩人の部屋 > ゆにこの部屋 > 紙の月が溶ける夜

ゆにこの部屋


[55] 紙の月が溶ける夜
詩人:ゆにこ [投票][得票][編集]

鈍感なフリしても
開き直れないよまだ
言葉にしたらこわいから...

おそれているよ
打ち明けること
本心を晒すこと

いきなり臆病な彼女が
棲みついて...

飛びこまなきゃイケナイ
それは今だけど
愛は自己満足で
終われない

育てた夢だから届けたい
抱きしめる誰かが
居てほしい

信じた絆はほら
漂う糸くずのよに

ひらひら舞ってこのまま
空に還るしかないの?




2015/06/18 (Thu)

前頁] [ゆにこの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -